うまく行かなかったことをいろいろ考えたり。
意外と、ブレイクスルーが多いんですよ。
それから、最近は、修士論文ができあがったときのことを想像して、
「謝辞」を送る順番や内容を考えています。
たくさんの先生、あちらこちらの先輩と同級生に本当にお世話になったなぁ、と思います。
去年卒業された先輩も忘れずに入れなきゃですね

まぁ、悔しいことや哀しいことを思って、泣きながら帰るときも結構あるのですが

そんなこんなで、毎日帰途についてます。
It is so precious time for me to go home on my bicycle...
ところで、本郷通りは明るいけど、通りを一つ入ると結構暗く、星がよく見えます。
天気と時期にもよりますが、4等星くらいまで見えますよ

晴れた冬の夜なら5等星もイケルかも…

実は、星や星座の名前は、去年くらいから本格的に覚え出しました。
いやぁ、中学受験で覚えた夏と冬の大三角くらいしか覚えてなかったんですよ。
お恥ずかしい。
でも意外と、天文学者ほどそういうこと疎かったりするんですけどね。
ましてや、私は惑星科学のほうですから。
まー、ここの区別は難しいですけど、ざくっというと、距離が大きく違いますので手法などが異なります。
天文学者は星や銀河を見るように宇宙に向かいます。
惑星科学者は地球を見るように宇宙に向かいます。
ですので私たちは「気象学会」にもおじゃまします。
でも…惑星科学でもかなり天文っぽい人もいるし、実際「天文学会」に行く人だっているし、はっきりとしたラインは…ないですね。
冬の星で、一番好きなのは、ふたご座のポルックス。
カストルと仲良く並んでいるのが好き。
…渋いでしょ(笑)
でも、おうし座のアルデバランも好きですよ。
「俺の赤い星~♪(by Spitz)」って感じで赤い星が好き。
少し不吉な感じもするけど、そういうところも含めて好き。
最近好きなのは、すばる(プレアデス星団)を数えること。
私は目がいいので、大都会東京において、5個イケます

星はすばる。
と昔の草子にもありけり。
もちろん、私は、それよりもゆうづつに特別な思いをこめて見てしまいますが。
今回はブログタイトル通りな、宙に向かう、大学院生の日常記をお送りしました。
「星はすばる…」の元ネタと解説を下に白字で解説してあります。
私は古典を踏まえた文を書くのが好きでして。つい趣味に走りました、すみません。
気になる方はドラッグしてお読み下さいませ。
「星はすばる。 ひこぼし。 ゆうづつ。」
という枕草子の一節を踏まえています。
星はすばる、七夕の彦星(わし座のアルタイル)、宵の明星がすばらしい、
という一節です。
私は金星を研究しているので、やはり、ゆうづつには思い入れてしまいます。