その昔、『「超」勉強法』という本がベストセラーになったことがあります。
一方で、『「超」勉強法「超」批判』という本があったことを知る人は、
それほど多くないでしょう。
著者もアルベルト湯川という何となく胡散臭い名前の人です。
英語の勉強法については、前者がとにかく暗記を重視するのに対し、
後者は文法をきちんと学ぶことを強調しています。
音読を重視する英語学習法を提唱していた同時通訳者の國弘正雄さんは、
著書の中で意外にも(?)、後者を高く評価していました。
その『「超」勉強法「超」批判』の中で著者は、和文英訳はとても力が付くので、
高校の教科書程度の和文を英訳するように勧めていました。
その際、自分の作った英語が元の英文と違っていても、
文法的に正しければ問題ないとも書いています。
しかし、その正しさはどうやって判断すればいいと考えていたのでしょうか。
今の時代なら各種アプリを使うことで判断が可能になりましたが。