小学6年のAさんが、なぜか2018年度の灘中の入試問題を持ってきました。
第1問は分数の計算問題です。
Aさんは通分に苦労しつつも、何とか答えをだしました。
後でネットで調べてみると、どの解答も通分せずに計算しています。
高校の数列や数Ⅲの積分で出てくる、いわゆる部分分数分解です。
もっとも高校で扱うのは分数式ですが。
中学受験生にはこういったことは「常識」なのかもしれません。
そして、そういう「常識」を持っていれば、高校の部分分数分解も理解しやすいでしょう。
余裕のあるお子さんは、たとえ受験しなくても、入試問題に挑戦してみるのもいいかもしれません。