巷では、センター試験の地理のムーミンに関する問題が話題となっていますが、
中学時代Sunshine English Courseで英語を勉強した人たちは、
きっとみんな正解になったことと思います。
2年生でフィンランドへの旅行の話題が取り上げられていますから。
高校の英語の教科書でも、ムーミンの原作者に関する英文が載っていたものがありました。
中学3年生のA君と、改めて1年生の教科書からざっと目を通してみることにしました。
Program 2で、転校生のマイクがアメリカのシアトル出身だと知り、
由紀がびっくりしたような様子で、マイクに野球ファンか尋ねる場面があります。
シアトルと聞いて野球が思いつくとは、
かつてイチロー選手がシアトルにいたことは割と良く知られていたことかもしれませんが、
由紀はかなりの野球ファンかなと思うと、実はサッカーファンだと言います。
A君は、これに非常に違和感を感じたようです。
確かに、由紀も野球ファンだという方が会話の流れはスムーズだと思うのですが。
否定文を導入したかったために、あえてこういう設定にしたのでしょうか。
新しい教科書では、マイクの出身地はニューヨークになっています。
そして、由紀はやはりニューヨーク出身と聞いて、すぐさま野球ファンか尋ねています。
ヤンキースかメッツに好きな選手でもいて、ニューヨークと聞いて野球を連想したのかと思うと、
やはり今回も由紀はサッカーファンで、期待を裏切ってくれます。