宮古高校の2年生の文系クラスでは、
今、数学Bの「確率分布と統計的な推測」という分野を勉強しています。
本来数学Bでは、確率分布と統計的な推測、数列、ベクトルのうちから2つを選べばよく、
ほとんどの学校は、数列とベクトルを指導しています。
そのため、参考書や教科書傍用問題集には、確率分布と統計的な推測の単元自体なかったりします。
入試については、センター試験にはあるものの、
2次試験での出題は、数列、ベクトルを指定しているところがほとんどだそうです。
(一方で数Aの分野では、3つのうち2つ選択すればよいはずなのに、
3つとも出題されることが多々あります)
宮古高校でも、私の記憶にある限りでは確率分布と統計的な推測を教えたことはないと思います。
受験には不利だからでしょう。
ただ、実社会においては結構有用だという話は聞いたことがあります。
教養として身に付けておくのも悪くないのかもしれません。