アメリカに住むまで、揚げ物は買うものだと思っていました。

その理由は、
揚げ油から火事になったらこわい(ものが入れば油の温度は下がるので、お鍋から火が出るわけはないのですが)、
食材を買って準備して揚げる手間を考えると買ったほうが美味しくて安く済むことが多いから。


アメリカの普通のスーパーのお惣菜コーナーには和風の唐揚げが並ぶことはなく、似たものでは衣に味が付いたフライドチキンかチキンテンダーというササミや胸肉を揚げたもの(その冷凍もあり)です。

子供達はあれこれ選り好みして食べない日もあり、ピザやポテトを喜んで食べますが、唐揚げはリクエストされるくらいやっぱり好きみたいで、周りから聞いても和食だと子供がパクパク食べてくれるそう。

ちなみに私の周りとは、小学生以下の子供を持つご家庭です。


それで何度も唐揚げを作っていたら、献立に悩む時は唐揚げでいっか!となりました。

「揚げ焼き」というフライパンに少なめの油で調理する方法はヘルシーと聞きましたが、それだと油の温度が不安定で油の減りも早く、私は普通のお鍋に鶏肉がかぶるくらいの量の油で揚げる方法に落ちつきました。


日常的に鶏肉1キロを揚げ、余りはお弁当用に冷凍。


「アメリカに来てから」、「アメリカの◯◯は」という言葉を頻繁に使ってしまい、ちょっと住んだくらいでアメリカアメリカって、アメリカかぶれと思われかもしれませんが、それだけカルチャーショックを受け、文化の違いを目の当たりにしています。

本当に2年前の私なら考えられなかったです。

帰国まであと何回唐揚げ作るのだろう?♪