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<東電>官僚天下り50人以上 ゆがむ原発行政(1)

毎日新聞 9月25日(日)11時13分配信 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110925-00000006-mai-pol

いろいろメモ


東京電力に「嘱託」などの肩書で在籍する天下り中央官僚が47人(8月末)に上ることが24日、毎日新聞の調べで分かった。次官OB向けの「顧問」ポストも加えれば50人を超え、出身は所管の経済産業省から国土交通、外務、財務各省、警察庁、海上保安庁と多岐にわたる。東電福島第1原発事故では安全規制の不備が指摘されるが、原子力行政に携わった元官僚は「(当局と電力会社との)癒着が安全規制の緩みにつながった」と認める。

 6月28日、東京都港区のホテルで開かれた東電の株主総会。株価暴落で多額の損失を出した株主から「なぜムダな天下りを受け入れ続けているのか」との質問が相次いだ。山崎雅男副社長は「電力事業には(いろいろな)知識を持った方が必要」と答弁。事故の巨額賠償負担で経営が揺らいでも天下りを切れない電力会社の体質を浮き彫りにした。

 経産省キャリアOBの最上級の天下り先は東電副社長ポスト。次官OBの石原武夫氏に始まり、資源エネルギー庁長官や次長経験者が10年前後の間隔で就いてきた。今年1月には、昨年8月に退任したばかりの石田徹エネ庁前長官(当時)が顧問に天下り。東電は「慣例通り副社長に昇格させる予定だった」(幹部)。しかし、「退職後2年間は所管業界に再就職しない」という自民党政権時代に作られたルールを逸脱していた上、原発事故による行政批判も重なって、4月に顧問を退任せざるを得なかった。

 経産省は関西など他の電力各社にもそれぞれ元局長や審議官、部長クラスを5人前後ずつ役員や顧問として再就職させている。

 ◇報酬、霞が関以上に

 中央省庁OBを幅広く受け入れる東電のような余裕は、独占事業ではない他の民間企業では考えられず、経済官庁幹部も「東電など電力は再就職の最大の受け皿」と認める。

 東電関係者によると、天下り官僚の肩書はキャリアOBなら「顧問」、ノンキャリア出身者なら「嘱託」。報酬は「霞が関での最終ポスト時代を下回らないのが暗黙のルール」(経産省OB)だ。

 東電は「国交省や警察庁OBに電源立地対策で知見を発揮してもらうなど、経営に役立っている」と説明。しかし、財務や外務官僚OBの場合「本命の再就職先が決まるまでの腰掛けで東電に入り、給料だけ払うケースも多い」(東電関係者)。

 ◇「世話になれば無言の圧力」

 天下りを通じた当局と電力会社のもたれ合いの弊害は原発行政にも影を落とした。1979年の米スリーマイル島の原発事故などを教訓に、欧米当局は、原発事業者に地震など災害対策や炉心溶融など過酷事故への実効ある対応策を厳しく義務付けた。しかし、日本では事実上、電力会社任せとなり、津波で全電源が喪失した福島原発のようなずさんな対応が取られた。

 元原子力安全・保安院長は「欧米並みの規制を導入すべきだとの意見もあったが、コスト負担に反発する電力会社に押し切られた」と説明。元原発検査官は「上司のキャリア(官僚)が退官後、電力会社に世話になっていれば、無言の圧力がかかるのは当然」と話す。【三沢耕平、野原大輔】

<東日本大震災>引き波「滝つぼ化」で被害拡大 宮城・女川


毎日新聞 9月25日(日)13時8分配信

<東日本大震災>引き波「滝つぼ化」で被害拡大 宮城・女川
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女川漁港の岸壁で発生した滝つぼのイメージ
 東日本大震災で発生した巨大津波で、宮城県女川町では引き波の際に女川漁港の観光桟橋に近い岸壁付近で5、6メートルの高さから海水が落ちる「滝つぼ」 のような現象が起きていたことが、東京大学地震研究所の都司嘉宣准教授の調査で分かった。女川町は自治体の人口割合では最悪の1割近い死亡・行方不明者が 出た。水面に浮かんで自力で泳いでいた人や、海面に浮かんだ民家の屋根に上がり、助けを求めていた人の多くが滝つぼに落ち、犠牲になったとみられるとい う。

【写真で見る】津波 静寂 街消えた=釜石市・沢田幸三さん撮影

 都司准教授の聞き取り調査や被災者の撮った映像から、女川町中心部への津波は、当初ゆっくりと上昇し、ビルの2階程度まで来ると、急激に5、6階程度ま で上昇。一方、水が引き始めると、わずか2分半でもとの水位に戻ったという。その時、岸壁付近に滝つぼが生まれ、人や家屋をのみ込んだという。

 これを裏付けるように、同研究所が岩手県釜石沖の50キロと100キロに設置した2台の海底津波計によると、津波が到達して12分程度はゆっくりと 1.7メートル程度まで上昇したあと、わずか2分間でさらに5メートル程度急上昇し、その後の3分間で、2.5メートルの高さまで下がった。津波のピーク は約5分間という。

 宮城県東部地方振興事務所によると、女川漁港は比較的水深が深く、観光桟橋近くの岸壁付近では水深が約5.5メートルあった。都司准教授は、津波のピー クが過ぎて急激な引き波が起きたため、深く掘りこんだ岸壁の位置に滝つぼのような現象が発生したと見ている。「北海道南西沖地震(93年)で津波にあった 奥尻島では、海に流されても屋根の上で助かった人が多かったが、今回は滝つぼが発生して家などが粉々になった。ゆっくりとした引き波だったら、滝つぼのよ うな現象は起きなかっただろう。女川以外でも各地で発生したのではないか。津波の恐ろしさを痛切に感じる」と話す。

 港湾空港技術研究所の調査では、女川漁港の消防庁舎で高さ14.8メートルの津波跡を確認。また、宮城県によると9月22日現在、女川町の死者・行方不明者は977人で、同町の人口9932人(今年3月1日現在の推定人口)の1割弱を占める。【石塚孝志】

タグボート転覆、2人死亡 石川・輪島港

http://www.news24.jp/articles/2011/09/19/07190907.html
< 2011年9月19日 13:36 >

 19日朝、石川・輪島市の輪島港で、海上保安学校の練習船の出港作業に当たっていたタグボートが転覆し、2人が死亡した。

 海上保 安部によると、19日午前7時半頃、輪島市の輪島港で、海上保安学校の練習船「みうら」の出港作業に当たっていた2隻のタグボートのうち、前方でロープを 引っ張っていた船が転覆した。転覆したのは地元の業者が所有する船で、いずれも輪島市に住む船長・水谷一義さん(63)と乗組員・広瀬若光さん(46)が 死亡した。

 「みうら」は18日、乗船実習のため輪島港に立ち寄り、19日午後、京都・舞鶴市にある海上保安学校に向けて出港する予定だったが、天候が悪化してきたため、予定を早めたという。

 当時の現場は、波の高さが2.6メートルと荒れた状態だった。

工事現場でホース暴れ1人死亡、4人重軽傷

http://www.news24.jp/articles/2011/09/09/07190269.html#

< 2011年9月9日 2:10 >

 8日夕方、東京・目黒区の首都高速道路の建設工事現場で事故があり、現場で作業にあたっていた男性1人が死亡、4人が重軽傷を負った。

  事故があったのは、目黒区中目黒にある首都高中央環状線の換気施設の工事現場。警視庁などによると、8日午後5時半頃、地上から地下にホースでコンクリー トを流し込む作業をしていたところ、ホースの接続部分が外れ、動き回るホースに作業員5人が巻き込まれた。このうち、東京・品川区に住む建設会社社員・ 三ヶ尻雄樹さん(35)が直径約15センチのホースの金属製の接続部分が頭に当たって死亡、他の作業員4人が重軽傷を負った。

 ホースに圧力がかかった状態のまま接続部分が外れたとみられ、警視庁は工事の安全管理に問題がなかったか詳しく調べている。

利益相反(りえきそうはん)

科学技術館で爆発、作業員2人けが

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4820616.html

 7日午前、東京・千代田区の「科学技術館」で配水管の工事中に爆発があり、作業員の男性2人が大やけどを負い、病院に運ばれました。科学技術館は休館日で、客はいなかったということです。

 「バーンという音が鳴って、ガラスがピリピリってなった」(科学技術館の職員)

 午前10時20分ごろ、千代田区北の丸公園の「科学技術館」5階で水漏れを直す工事を行っていたところ、突然爆発が起こり、41歳と47歳の作業員の男性2人が顔や腕に大やけどを負い、病院に運ばれました。

 警視庁は、作業員が配水管と間違えてガス管を電動ノコギリで切断しようとした際、発生した火花がガスに引火して爆発したとみて、さらに調べています。

 科学技術館の5階は展示室になっていますが、この日は休館日で客はいなかったということです。(07日15:40)

塩酸タンクに転落、2人死亡=千葉

<殺人未遂>路上にロープ、自転車の男性が首にけが…堺

 15日午前4時ごろ、堺市堺区香ケ丘町1丁の路上で、大阪市住之江区に住む無職の男性(70)が自転車で走行中、7、8人の男らがすれ違いざまに 左右二手に分かれ、ロープのようなものをはって、男性の首にひっかけた。男性は首に軽いけが。現場付近でロープは見つかっていない。大阪府警堺署は殺人未 遂事件として捜査している。


 堺署によると、男らは15~20歳ぐらい。1人ずつ自転車に乗っており、南から北へ向かっていた男性とすれ違う約40メートル手前で二手 に分かれたという。男性は首に横約10センチ、縦3センチのすり傷。すれ違った際、首に圧迫感を覚え、ロープのようなものが首をつたっていくのがわかった という。ロープが男性の首に触れた際、左右どちらかの男がロープを手放したとみられる。堺署は傷の状況から太めのロープを使ったのではないかとみている。


 男性は堺市内で空き缶を収集し、帰宅する途中。すれ違いざま、男らは奇声を上げていたという。すれ違った後、男性は男らに向かって「110番通報するぞ」と声を張り上げたところ、男らも立ち止まり、一瞬向き合うかたちになったという。


 現場は南海高野線浅香山駅南約200メートルの住宅街にある幅約8メートル、片側1車線の路上。大阪府内では今年6月15日未明にも、今 回の現場から北東約14キロ離れた東大阪市内で路上にひもがはられ、自転車に乗って帰宅途中の女性(23)が首などに軽傷を負った殺人未遂事件があった。 【内田幸一】

電離層の変化、東日本大震災でも…予知に有望? 2

電離層の変化、東日本大震災でも…予知に有望?