村上です。
ずっと学校に行けてなかった
起立性調節障害のお子さんが
大分回復してきた。
朝起きてからの状態が
大分いい感じになってきた。
体調も良いような…。
本人以外の人から見ると
もう学校に行っても
大丈夫なんじゃないか。
そんなふうに思えてきます。
しかし、
本人からすると…無理。
何故か…。
まだ、その準備が出来ていないんです。
一般的に言う
心の準備とかではなく。
身体の方の準備が出来ていないんです。
身体の状態が
まだ行ける状態じゃないんです。
だから気持ちが前に進まないんです。
この感覚は
おそらく経験した本人でないと
分からないと思います。
熱も無いし、顔色も普通だし、
食欲もあるし。
何より家にいるときは
何ら問題なく過ごせている。
単なる風邪引きだったら
これで大丈夫と判断しても
良いと思います。
しかし、
そうはいかないところが
起立性調節障害が風邪などの病気と
大きく違うところです。
風邪などは治癒までの経過は
個人差があっても大体見当がつきます。
しかし、起立性調節障害は
中々そうはいきません。
ここが悩みどころなんです。
村上はりきゅう治療室