どうも。今日から6月でございますね。

 

 

最近、麻雀初心者の方が雀荘にいらした時の対応で結構色々話題になっているようです。

 

 

初心者に優しいお店、という考え方はとても素晴らしいことだと思うけど、

それが行き過ぎると初心者の方を甘やかし過ぎることに繋がってしまうのではないか?

 

というような。

 

 

 

これはねえ、どっちの言い分もめちゃくちゃ分かるんだよなあ。

 

僕も最初はバリバリの初心者でノコノコ一人で雀荘に出向いて、

周りの人に色々助けられた記憶があるからなあ。

 

 

 

ここでね、教育論でわりと有名なお話をひとつ。

 

 

 

ある海辺に、飢えて困っている人がいます。

目の前には釣り竿。

あなたは釣りの達人です。

さて、この人に何をしてあげますか?

 

 

 

一見して、いや釣り得意なら魚釣ってあげればええやんと思うかもしれませんが。

 

よく考えてみてください。

 

あなたはずっとそこにいてその人の生活を助けてあげられるわけではありません。

あなたがその場で魚を釣ってあげれば、確かにその日は魚を食べられますが、

あなたがいなくなってしまえばまたその人は飢えてしまいます。

 

つまり、本当にその人のためを思うなら、

 

『魚を自ら釣るのではなく、釣り方を教えてあげる』

 

べきなのです。

 

 

自らの手で魚を釣れるようになれることが、本当に大事なことというわけですね。

 

 

 

これってね、雀荘でも結構大事な考え方だと思います。

 

初心者の方って、お店にとっては財産なのです。

フリー麻雀のベテランと比べて、初心者の方はそのお店を気に入ってくれたらずっとそこに通ってくれる可能性も高いので。

 

でもね、だからって手取り足取りなんでも助けてあげることがホントにその人のためになるのかというと、それは単に自分で魚を釣ってあげてるだけなんじゃないかな?

 

少しでも早く自分だけの力で、フリー麻雀を楽しめるように演出してあげることが大事だと、僕は思っちゃいます。

 

 

なんでもヘルプしたくなる気持ちはすごくよくわかるけど、なるべくサポートに徹する姿勢を持ちたいよねってお話でした。

 

 

 

 

 

…………

 

 

 

 

 

なんか偉そうなこと言ってるなと思われた方。

 

 

 

仰る通りです。

 

 

それではまた!