
念願の赤!
土曜日に届きました
あれはもう20年近く前だろうか
プレイヤーやギターマガジン、
ヤングギター(笑)
とかのギブソンの広告に載っていて、
憧れた赤いギブソンM-Ⅲ
その頃はボーカルをやっていて、
ほとんどギターは弾けなかったんだけど、
漠然とカッコイイなぁと広告を見て思い、
いつかギターを買うときはこれにしようと
ずっと憧れていた
その後、友達がギターを買いたくなり、
楽器屋に行きたいけど行ったことがないので
案内して欲しいとのこと
そして、お茶の水に行きました
まだネットが発展してない時代、
お店に直接行かなきゃ何があるか
全くわからない時代でした
何件かまわり、最後に行ったBig Bossで
友達は目当てのギターを見つけ
商談・手続きに入ったので、
ヒマな私は店内をウロウロ見物
!!!
M-Ⅲを見つけた
黒いM-Ⅲ、
並行輸入のキャンセル品だそうで、
7万5千円という破格の値段でした
私は黒があまり好きではないのだが、
一瞬にして虜になった
友達を差し置いて時間を忘れて試奏し、
手に入れました
柏駅前で二人でギターを弾いたのは
今でもいい思い出です
青春だなー
そしてM-Ⅲは生産中止となり、
黒いとはいえ、念願のM-Ⅲを手に入れ
赤いM-Ⅲのことは忘れていました
その後、25歳くらいの頃、
たまたま入ったシモクラの中古屋で
クリーム色のM-Ⅲを見つけた
元々は真っ白なのだが、ギブソンの白は
すぐ日焼けする
あんまり好きな色ではないのだが、
(YJMっぽいから...)
その日の内に手に入れた
試奏すると、とっても明るい音がして、
すごくアメリカアメリカした音がする
この子にも虜になりました
30歳になるまでギタリストとして
バンドをやることはほとんどなかったので、
たまにコピーバンドをやる以外は
家で弾いてただけだったけど
とっても大好きなギター達です
そしてバンドに入り、
スカをやろうがフォークをやろうが
メタルをやろうが常にステージでは
どちらかのM-Ⅲと時間を共にしてきた
ストラトもレスポールもVもあるけど、
やっぱりM-Ⅲと共にありたい
荒っぽく扱うこともあったので、
若干ガタがきてるが、かわいい子達です
そんな折り、たまたま見たオークションで、
見つけた
見落とすところだった
赤いM-Ⅲ!!!
黒・クリームのM-Ⅲに
不満があるわけではないのだが、
やはり初めての想い、
初期衝動
ずっと心の中にありました
ギブソンファンに大不評だったこのギター、
生産期間も短く元々生産本数も少なかった
出会えることはないだろうと思っていたので、
無我夢中で入札しました
運良く入札出来て、届くのが楽しみ!
まぁ、正直、コンディションには
全く期待してませんでした
そして土曜日、この日は楽しみにしてた
イベントに行く予定でしたが、
その前に届きました
イベントに行く時間も近づき、
仕事も残っていたのですが、
すぐに梱包を開け、取り出しました

画像が悪いのであまり良くわからないが
キャンディアップルレッド
裏はこんな感じ

私はフレットがメイプルで、
その他が全部塗装されてるギターが好き
特にフレットがメイプルは譲れない
フロイドローズがついてるギターは
今はほとんどフレットがローズかエボニー
単純に見た目でメイプルが好きなんです
そして弾いてみるととってもいい音が
前の持ち主はとても大事に弾いてたんだろう
何らかの事情で手放したんだろうが、
愛が伝わってきました
大事にします
そしてその後、イベントに行きました
イベント自体はとても楽しかったんだけど、
人の多さに意識がもうろうとしてしまい、
途中で出てしまいましたが、
もっと見たかったなぁ...
出てからも歩いてるのが不思議なくらい
目の前がぐるぐるまわってしまい
危うく帰れないところでした
そろそろいい歳なので精密検査とか
しなきゃいけないかなぁ
なんとか家に帰りずっと横になって、
今日もほとんど寝てたら、
久しぶりの友達からの電話がきて
それで目が覚めました
ちょっと長電話して、その後起きて
赤いM-Ⅲを弾いてます