てつや(RIKI)の人間本来無一物-20111105153558.jpg


念願の赤!


土曜日に届きました



あれはもう20年近く前だろうか

プレイヤーやギターマガジン、
ヤングギター(笑)
とかのギブソンの広告に載っていて、
憧れた赤いギブソンM-Ⅲ


その頃はボーカルをやっていて、
ほとんどギターは弾けなかったんだけど、
漠然とカッコイイなぁと広告を見て思い、
いつかギターを買うときはこれにしようと
ずっと憧れていた


その後、友達がギターを買いたくなり、
楽器屋に行きたいけど行ったことがないので
案内して欲しいとのこと

そして、お茶の水に行きました


まだネットが発展してない時代、
お店に直接行かなきゃ何があるか
全くわからない時代でした


何件かまわり、最後に行ったBig Bossで
友達は目当てのギターを見つけ
商談・手続きに入ったので、
ヒマな私は店内をウロウロ見物


!!!


M-Ⅲを見つけた


黒いM-Ⅲ、
並行輸入のキャンセル品だそうで、
7万5千円という破格の値段でした

私は黒があまり好きではないのだが、
一瞬にして虜になった


友達を差し置いて時間を忘れて試奏し、
手に入れました


柏駅前で二人でギターを弾いたのは
今でもいい思い出です

青春だなー



そしてM-Ⅲは生産中止となり、
黒いとはいえ、念願のM-Ⅲを手に入れ
赤いM-Ⅲのことは忘れていました


その後、25歳くらいの頃、
たまたま入ったシモクラの中古屋で
クリーム色のM-Ⅲを見つけた
元々は真っ白なのだが、ギブソンの白は
すぐ日焼けする


あんまり好きな色ではないのだが、
(YJMっぽいから...)
その日の内に手に入れた

試奏すると、とっても明るい音がして、
すごくアメリカアメリカした音がする

この子にも虜になりました



30歳になるまでギタリストとして
バンドをやることはほとんどなかったので、
たまにコピーバンドをやる以外は
家で弾いてただけだったけど
とっても大好きなギター達です



そしてバンドに入り、
スカをやろうがフォークをやろうが
メタルをやろうが常にステージでは
どちらかのM-Ⅲと時間を共にしてきた


ストラトもレスポールもVもあるけど、
やっぱりM-Ⅲと共にありたい


荒っぽく扱うこともあったので、
若干ガタがきてるが、かわいい子達です



そんな折り、たまたま見たオークションで、
見つけた
見落とすところだった



赤いM-Ⅲ!!!



黒・クリームのM-Ⅲに
不満があるわけではないのだが、

やはり初めての想い、
初期衝動


ずっと心の中にありました


ギブソンファンに大不評だったこのギター、
生産期間も短く元々生産本数も少なかった


出会えることはないだろうと思っていたので、
無我夢中で入札しました


運良く入札出来て、届くのが楽しみ!

まぁ、正直、コンディションには
全く期待してませんでした


そして土曜日、この日は楽しみにしてた
イベントに行く予定でしたが、
その前に届きました


イベントに行く時間も近づき、
仕事も残っていたのですが、

すぐに梱包を開け、取り出しました


てつや(RIKI)の人間本来無一物-20111106220810.jpg


画像が悪いのであまり良くわからないが
キャンディアップルレッド


裏はこんな感じ
てつや(RIKI)の人間本来無一物-20111106220849.jpg


私はフレットがメイプルで、
その他が全部塗装されてるギターが好き


特にフレットがメイプルは譲れない


フロイドローズがついてるギターは
今はほとんどフレットがローズかエボニー


単純に見た目でメイプルが好きなんです


そして弾いてみるととってもいい音が


前の持ち主はとても大事に弾いてたんだろう
何らかの事情で手放したんだろうが、
愛が伝わってきました


大事にします



そしてその後、イベントに行きました


イベント自体はとても楽しかったんだけど、

人の多さに意識がもうろうとしてしまい、
途中で出てしまいましたが、
もっと見たかったなぁ...


出てからも歩いてるのが不思議なくらい
目の前がぐるぐるまわってしまい
危うく帰れないところでした


そろそろいい歳なので精密検査とか
しなきゃいけないかなぁ


なんとか家に帰りずっと横になって、
今日もほとんど寝てたら、

久しぶりの友達からの電話がきて
それで目が覚めました


ちょっと長電話して、その後起きて
赤いM-Ⅲを弾いてます