OTOTOYのニュースで発表させて頂いた通り、2017年6月28日に、3776 Season#4の初CDが、《山梨版》《静岡版》の2種に分けて発売されます。
*OTOTOYのニュース:http://ototoy.jp/news/86032

これら2種の「MONOモード」をステレオミックスした、いわば「LINKモード版」といえるCDを、8月頃発売予定。
(ちなみに、山梨、静岡のMONOモードそれぞれをモノラルにして単純にLRに振った「MONO x MONO」ミックスも同時収録予定。)

こちらのCDですが、様々なアーティスト、エンジニアの方々それぞれの解釈の「LINKモードのライブの聴こえ方の一例」としてのミックスが楽しめる、という内容のCDを想定しています。
既に数名の方にミキシングをお願いすべく声をかけさせて頂いてますが、もし、この記事を見られて「ミキシングをやってみたい」という興味をお持ちのアーティストまたはエンジニアの方がいらっしゃいましたら、3776事務局(info@m3776.com )までお早めに連絡頂けるでしょうか。

ぜひやってみたい、という意欲のある無名な方から、興味があるのでやってあげてもいい、という有名な方まで、お気軽に。
以下、そんな方々に向けての詳細です。


■ LINKモードのステレオミックスについて

LINKモードのライブの「聴こえ方の一例」というコンセプトでステレオミックスをお願いします。
そのため、以下のような条件を念頭に置いてもらえれば幸いです。

・曲の構成は同じでお願いします。

・基本的には使用されている音素材の抜き差しや音量調節、エフェクトなど、要するにコンソールをいじるような「ミックス」をイメージしてもらえればと思いますが、LINKモードは主に屋外で行ってます。そのため、いろんな外部の音も混じります。
たまたまサックスの練習していた人がフレーズを重ねてきた、みたいなこともあるかもしれません。人によっては、空耳が聴こえるかもしれません。そういった意味で、新たな音やフレーズを付け加える解釈はありだと思います。

・山梨、静岡を俯瞰的に捉えられるセンスにも期待します(どちらかに極端に偏ったミックスにならないようにお願いしたいです)。

以上、要は、「LINKモードの聴こえ方(要するにステレオミックス)の一例」と言い切って頂けるのであれば、その他はそれぞれの方のセンスにお任せしたいということです。
タイトルの後に、「Case of '(artist名)' MIX 」というような文字列が並ぶ予定です。

このCDが、最初のステレオミックス版になりますので、リミックスではなく、ミックスという扱いになります。

いかがでしょうか。お願いする割には若干面倒くさい条件かもしれませんが、こんなミックスをできる機会はそうそうないと思われます。
ミキシングを外部の方にお願いする、というのは、3776史上初の試みでもありますし、記念にやってみるのも一興ではないでしょうか。

最後に、技術的、具体的な補足を。


■技術的、具体的な話

・山梨版、静岡版、全ての音素材を素のパラ状態でお渡ししたいと考えていますが、「このパートはまとめてもらって構わない」というような希望がありましたら先にお伝え下さい。

・「ここにこういう声が欲しいから新たにレコーディングして」といった希望がありましたらできるだけ希望に添えられるようにします。

・「聴こえ方の一例」と記述していますが、もちろんリアルにそう聴こえるかどうかは意識されなくて平気です。例えば一小節毎に静岡と山梨が完全に入れ替わるとか、山梨版のオケに静岡版のボーカルが乗るとか、現実のLINKモードでは聴くことができないようなミックスも、むしろステレオミックスならではということで大歓迎です。音楽的であることを優先させて下されば。

・買い取りという形にさせて頂きたいと考えています。制作費に関しては個別に相談させて下さい。

・興味はあるがどういう音楽なのかわからない、という方へは、それぞれのMONOモードの音源をお渡しします。それらを聴いてご判断下さい。

・8月発売予定ですので、〆切は7月中旬あたりを想定しています。興味ある方はお早めにご連絡を!


以上になります。興味のあるアーティストさん、エンジニアさん、ご検討よろしくお願いします。
また、興味を持ちそうなアーティストさん、エンジニアさんにお知り合いがいればよろしくお伝え下さい。

3776事務局