Precise Puppy Linux 5.7.1 を手作業でUSBメモリにインストール

Windows環境からPrecise Puppy Linux 5.7.1を手作業で
USBメモリにインストールする手順を記載。

Precise Puppy Linux 5.7.1 をダウンロード。

こちらから「precise-571JP.iso」をダウンロードします。
http://openlab.jp/puppylinux/download/puppy-5.7.1JP/

ISOファイルを解凍。

「precise-571JP.iso」をExplzhなどで適当なフォルダに解凍。
以下、USBメモリがEドライブだと仮定し記述する。
格納ファイルはできるだけ「E:\Precise571JP」内に収める。

解凍したファイルをUSBメモリへコピー。

以下のようにUSBメモリへファイルを格納します。
E:\
　grldr
　menu.lst

E:\Precise571JP\
　goffice-precise_571.sfs
　initrd.gz
　puppy_precise_5.7.1JP.sfs
　splash.xpm
　vmlinuz

Syslinuxをダウンロード。

http://www.syslinux.org/
 現在の最新は「syslinux-6.02.zip」

Syslinuxを解凍して実行。

Windows環境が32ビットであれば、下記コマンドを実行。
syslinux-6.02\bios\win32\syslinux.exe -ma E:

Windows環境が64ビットであれば、下記コマンドを実行。
syslinux-6.02\bios\win64\syslinux64.exe -ma E:

オプションの内容
--mbr -m Install an MBR
--active -a Mark partition as active

以下の2ファイル（隠しファイル）が作成される。
E:\
　ldlinux.c32
　ldlinux.sys

E:\syslinux.cfg をファイル作成。

UTF-8で以下の内容を記載。
DEFAULT grub4dos
LABEL grub4dos
BOOT grldr

E:\menu.lst をファイル編集。

UTF-8で以下の文字列を全て置換する。
/splash.xpm → /Precise571JP/splash.xpm
/vmlinuz → /Precise571JP/vmlinuz
/initrd.gz → /Precise571JP/initrd.gz
pmedia=cd → pmedia=usbflash

起動確認

USBメモリのファイル構成は以下となっていれば完成。
E:\
|- grldr
|- ldlinux.c32 （隠しファイル）
|- ldlinux.sys （隠しファイル）
|- menu.lst
|- syslinux.cfg
|
\--Precise571JP\
　　　　|- goffice-precise_571.sfs
　　　　|- initrd.gz
　　　　|- puppy_precise_5.7.1JP.sfs
　　　　|- splash.xpm
　　　　\- vmlinuz

USBブートで Precise Puppy Linux 5.7.1 を
起動できれば問題なし。