*今回は、1週間ほどで記事を削除させていただきます。

 

ありきたりのお悔やみの後、早速打ち合わせとなった。

嫁子が希望していたのは

 

定価が20万9千円の火葬プラン。

 

ホームページを見ると、搬送、3日分の安置日数、ドライアイス、手続き代行、骨壺、自宅飾り、枕飾り一式、棺、位牌、線香ろうそく、スタッフ、仏衣一式、お別れ用花束。

 

結構至れり尽くせりのこの値段ならまあ、いいかと思っていました。

オプションで棺の中に花を入れたいという希望がありました。

 

しかし、葬儀会社が提示してきたものは、まったく違うもの。

そもそも葬儀会社は前回あったパンフレットすら持参してきてなく、いきなり本題という感じになった。

 

「このプランですと、棺を開けてお顔を見たり、お花を入れたりと最後のお別れをすることが出来ないんです。」

 

まず一番引っかかったこと。

値段ではなく、このプランだと最後のお別れが出来ないという事。

 

嫁子は何度も病院にも通ったし、最後に義父にもあった。

だが、旦那は義父にあってない。それで棺という箱だけ見てお別れでいいのかな?と思ってしまった。

 

「そうなんですか??」という嫁子に畳みかけるように葬儀会社が話始める。

 

「僕たちは、A(電話した葬儀会社)からの委託なんです。なので、ここで提案なのですが、Aの最安値のプラン(129000円)で契約していただき、お値段は希望プランでいただきます。希望したプランの差額はこちらでサービスとしていろいろつけさせていただきたいのですが。」

 

耳もとでここだけの話と言いながらコソコソしゃべる。

 

最安値プランだと、搬送、2日分の安置、ドライアイス、手続き代行、骨壺、棺

だけとなる。

 

「希望されるプランと同等のものはお付けさせていただきます。それに花や義父様の棺に入れてあげたいものを入れれるようにさせていただきます。ほかにもお花を棺に入れる場合、1かご2万円(これは前回義母の時にも言われた)だけれど、うちでは1万円なので2カゴで1かご分の値段になります。」

 

「希望プランと同じ値段で、お顔を見て最後はお別れが出来てAよりもいいお別れができると思うのですが。」

 

「もちろんAには内緒なので、ここだけの話という事にしていただきたいのですが。」

 

目の前に商品があるわけではなく、話だけの契約。ものすごく考えました。

時間もない。旦那はいない。相談できる状態にない。すべて自分にかかってる・・・。

 

値段が同じでプランが違っても同じことをしてくれ、最後のお別れができるという約束をしてくれるのなら・・・という事で、承諾してしまった。