【舛添新党会見詳報】(3)

 舛添氏「まず第1、政治とカネの問題であります。お金のかかる政治と決別して、清潔な政治を目指します。政官業の癒着といわれていたら、今度、民主党政権を見れば、労働組合、北海道教組(北海道教職員組合)の問題にあるように、そこまで癒着になっている。その原因は何か。企業・団体献金であります。

 団体の中に当然労働組合も入ります。これを全面的に禁止いたします。そしてお金のかからない選挙をやるべきであると思っております。私自身ずっとそういう選挙をやってきました。あのビールケースの上に乗って演説する元祖は私でございます。お金かかりません。300円出せば酒屋から買ってこれます。そういうお金のかからない選挙のモデルを今回構築したいと思います。ボランティアの方々に支えていただく。国民みんなに支えていただく。そうしないとですね、お金がなければ政治に出れない。

 ここにおられる報道陣のみなさんも普通のサラリーマンのみなさんも、これ、なんとかして政治を変えたい。自分、政治に参入したいよというときに、お金の問題でできなきゃ金持ちしかできません。そのときに手作り選挙でいいじゃないですか。

 国民みんなで力を合わせて支えれば、お金かかりませんよ。そんなに。そして政党助成金もみなさんの浄財であるわけですから、そういう選挙のモデルというのをぜひ確立して、本当に日本を変えたいという若者がたとえ貧しくてもこの選挙に参加できる。それがわれわれの理想とするところであります。

 普通の人が普通に生活をして、容易に政治の世界に参入できる。そういう社会を目指したいと思っております。それが最大の眼目。だからわれわれは立ち上がった。もういつまでも政治、金にまつわる腐敗。これにストップをしなければ日本は変わりません」

 「第2はやはり、官庁や役人の無駄をきっぱりと廃さなければなりません。効率化を図らないといけない。これは私は大臣やってて、よく感じました。そして、まず隗より始めよ。国会議員の定数を削減いたします。目標を半分にしたい。まず私たちも無駄を省きたいと思っております」

 「3番目、これは官僚主導体制、自民党の悪いところでした。政治家じゃなくて官僚の掌の上で踊っている。そして、こういう状況を改めて、それから族議員。族議員が国民のためじゃなくて一部の業界、一部の人のための政治を推進する。だから選挙に負けて政権交代になったんです。

 そういう族議員の影響力を排除するとともに、政治主導を確立する。そして私の厚生労働大臣経験からしましても、大臣を支える機構をしっかりする。大臣が強力なリーダーシップを発揮する。そうすると役人はついてきますよ。厚生労働省だけで5万4000人の優秀な役人がいる。

 大臣がしっかりかじ取りしてリーダーシップを働かせれば、C型肝炎の問題も、原爆症の問題も、きょう、ハンセンの本当にご苦労なさった方もお見えになっていますけど、みんなの力でこれが解決することができました。ただ役人が悪いんじゃなくて、政治家のリーダーシップで役人を十全に使いこなして国民のためのすばらしい政治を行いたいと思っております」

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 政府の「障がい者制度改革推進会議」は4月19日、精神疾患者が多いという「引きこもり」の人や、「在日無年金障害者」などを支援する12団体からヒアリングを実施した。廃止される「障害者自立支援法」に代わる「障がい者総合福祉法」(仮称)や「障害者差別禁止法」(同)の制定に向けて、当事者たちの意見を収集する目的。

 ヒアリングでは、「全国引きこもりKHJ親の会」が障害の定義に「引きこもり」を加えるよう求めたほか、「年金制度の国籍条項を完全撤廃させる全国連絡会」の関係者らが、在日韓国人の無年金障害者の早期救済を求めた。ほかに自閉症、知的障害者、遷延性意識障害者、肢体障害者など各種障害者や難病患者を支援する団体が意見と要望を述べた。

■ネット通じて100団体からも意見収集へ

 同会議の藤井克徳議長代理はヒアリングを終え、「社会保障制度の谷間と理不尽を感じた。ほかにも全国レベルで活動する障害者団体は100以上ある。それらについても大事にしていきたい」と強調。これを受けて障がい者制度改革推進会議室の東俊裕室長は、「インターネットを通じて、ほかの障害者団体からも意見を収集していきたい」と述べた。

 同会議は今後、4月26日、5月10日、17日の開催を予定しており、関係省庁として文部科学省、法務省、総務省からヒアリングを行う。4月27日には「障がい者総合福祉法」の在り方を障害者団体の代表、有識者、行政担当者ら総勢55人で議論する「総合福祉部会」を開催する予定だ。東室長は「55人体制は前代未聞で不安もあるが、公的な場での議論への反応に期待している」とした。


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 アイスランドの火山噴火で足止めされ成田空港内にいる外国人旅行者のため、成田国際空港会社は19日夜、これまでのミネラルウオーターと寝袋に加え、ハンバーガーとポテトのセット、無料シャワー券を配った。ハンバーガーセットは計175個用意し、ほぼ配り終えた。
 ハンバーガーを受け取ったフランス人ストレッチトレーナーのシリル・カスターニュさん(34)は「とても感謝している。無料シャワー券もぜひ使ってみたい」と話した。
 妻や息子と一緒にミュンヘン経由で帰国する日系ブラジル人のタケウチ・フレデリックさん(36)は空港滞在3日目。「ハンバーガーはうれしいが、息子はまだ6歳。寝袋に入ってこのベンチで寝ろというのがかわいそうだ」と話した。 

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