相馬市猫多頭飼育崩壊経過

相馬市猫多頭飼育崩壊

汚さに慣れてしまって

あるいは汚いからって気を使いながらやってる余裕がなくて

さてどちらでしょう？

素手でそこらのものを触り

天井から垂れてる何かが頭にくっついていても気にならず、それどころじゃない。

このゴミ屋敷に免疫がついてきたみたい💦

バタバタと捕獲器に猫が入り

午前便と夕方便で１日２便

猫を乗せていわきに戻ってくるたび、猫をおろすため、ボランティアさん誰かしらが手伝いにきてくれて。

容態の悪そうな子は病院に連れて行ってもらって

ブログ更新までできませんでしたが、InstagramとFBは短めに更新していたので、良かったら古い順からそちら見てみてくださいな。

Instagram

5日までに捕獲器に入ってくれたのは、実に48匹

手術に連れていくのに、ボランティアさんがお友達からハイエースを借りてくださって、どうやったら何台積めるかチェック

手術日は4:30集合

今回急遽、みなしご救援隊の秋田市での手術に混ぜていただきました。

早朝から汗だくになり

汚れたペットシーツを交換しながら積み込み完了

ボランティアさんが朝ごはんを用意してきてくれて

出発直後から車のトラブルがありつつ、高速道路を間違えておりてしまったり

まぁでも睡眠不足でフラフラなのが、何故かおもしろくもありつつ

運転交代しても、たいして眠ることもなく秋田に到着。

47匹の不妊去勢手術が完了
他1匹は麻酔リスクがありそうで手術中止。

多頭血族で繁殖を繰り返し、メス猫の子宮はボロボロでした。

現場からの救助活動をしながらも、手術が終わった後、これからのことを考えなくてはいけないのに
妊娠後期の猫は返してほしい
寄付金報告をしろと

自分たちで太刀打ちできないからと相談してきた人たちから言われ

今それどころじゃないっていうのに、人間のことが苦痛でした。

これじゃ猫を助けられないと思って、私はそそくさとグループLINEを抜けた。
猫のことだけだったらリスタのスタッフとボランティアさんたちだけでどれだけスムーズで集中できただろう。

「だったら自分たちでやれば」と
言いたかったけど、やると決めた以上、いくら頭にきてもそんな発言はできなかったし

うちのスタッフやボランティアさんにも、その発言はしないよう堪えてもらった。

手術が終わり、みなしご中谷さんから現場状況のヒアリングに答え、中谷さんが

「うちでひきとるか」

と

言ってくださいました。

びっくりしました。48匹ですよ。

20匹くらいならなんとかなるかと思っていたけど48匹

当初は、都内のボランティアさんたちに何匹かずつ頭下げてお願いして…と考えて着手したけど

手術日を迎える頃には、東京で譲渡会を何回かやって、なんとしても48匹を早急に里親さんにつながなければ

でも飼育環境確認やお届けなど

都内でやるにしてもどれだけの労力が必要になるんだろう、と不安はあり。

これからケアが必要な子たち

中谷さんのところでお世話になることになりました。

救われました。

48匹受け入れていただけた代わりにわたしは、保健所に収容されている子たちを引き取ります。

48匹これから生涯に必要な金額にはまったく足りないけれど、この現場の猫たちにいただいたご寄付は、48匹を受け入れてくれた中谷さんのところにお渡しすることとさせていただきます。

ご支援くださった皆様、ありがとうございました。

私なんかが、中谷さんはこんな人
なんて言うのはおこがましいけれど
強くて怖くて優しくて優しくて、魂のこもった言葉が胸にささりました。

48匹のケア、お世話が、みなしご救援隊で始まっています。

本当に大変なことです。

48匹を受け入れてくださったみなしごさんにご協力をどうぞよろしくお願い致します。

みなしごスタッフの皆さん、ありがとうございます。

▼みなしご救援隊
ご支援金について
 支援物資について

相馬の現場では、とりのこしがいないかのチェックを始めています。
捕獲器しかけて、カメラをしかけ

また、現場で撮った写真を照合していたら

網戸が落ちてしまっていたときに外にでてしまったらしい猫がまだ保護されていないことがわかり、昨日から周辺住宅にポスティングを始めました。

相馬往復３時間、まだしばらく相馬通いになります。

果たして48匹のお世話をしながら相馬通いをできていたのか、謎です。

現場からのレスキュー
不妊去勢手術搬送と
仕事をしながら協力してくれたリスタのボランティアさんたち、休み返上のうちのスタッフの子たち
みんなお疲れ様！ありがとう！
最強のメンバーです。

みなしご救援隊栃木に送り届け、空になった捕獲器48台