第23回目の『メッセージリレー』は、公益財団法人動物環境・福祉協会Eva 代表の杉本彩さんです!多忙にもかかわらず、今回のプロジェクトのためにメッセージを送ってくださいました!

 

 

 

杉本:リスタ代表の鈴木理絵さんとの出会いは、2011年の東日本大震災のあとですから、もう5年くらいになります。

全身全霊で、ひたむきに活動する理絵さんの姿に感銘を受け、それ以来長いお付き合いを続けてきました。

芯の通った強い人だなぁと深く共感したのは、数年前の東京で開催された里親会のときでした。

捨てられた子猫を数匹見つけた、とういう見ず知らずの人のSOSにもかかわらず、それに対応した理絵さんの強い姿勢を目の当たりにした時です。

里親会という目的でいわき市から遥々東京にやって来た団体さんは、東京で里親さんとのご縁をつなぐことが本来の目的です。
東京で保護された子猫を、遠くの他県からやって来た団体さんが引き受けて地元に連れて帰るというのは、簡単なことではありません。


帰ればまだまだたくさんの保護犬や保護猫が待っていますし、県内にも救わなければならない子たちがいるでしょう。
それを他県の団体さんに引き受けさせることは、どれだけの負担を強いることになるか、その場にいた誰もがわかっていました。

けれど、理絵さんは少し考えたあとに、こう言ったのです。

「仕方ないよ、だって命だから、私が連れて帰る、大丈夫なんとかなる!」
周りの人が、無理しないほうがいいと言う中、自分に言い聞かせるようにきっぱりと決断した理絵さんは、子猫を引き受ける準備を始めました。

私は、彼女の強く優しい決断に心の中で拍手を送りました。

もちろん、引き受けられないと断っても仕方ない話しですし、それを責める人は誰もいません。
なぜなら、団体のキャパをオーバーしてしまえば充分なお世話はできないし、それは動物たちにとっての不幸を意味するため、本末転倒な話しになるわけです。


けれど、彼女のすごいところは、いつもぎりぎりの状況であっても、試行錯誤を重ねながら、動物たちの福祉にしっかりと配慮した体制を作り上げるところです。勇気を持って挑戦し、必死でそれをクリアしていく姿は、たいへん勇ましく美しいと感じます。

いつも限界に挑戦し続ける理絵さんを支えている思い、、、、
それは、一つでも多くの命を救い、新たな家族との出会いをつなぎ、幸せになってほしい、そんな純粋でシンプルなものであることが痛いほど伝わってきます

私も、リスタさんにいる子たちが幸せをつかむお手伝いが少しでもできればと、これまでにもマッチングのよい里親さんをつなぐお手伝いを、少しばかりさせてもらっていますが、ワンちゃんやネコちゃん、そして里親さんがみんな幸せになっている姿を見ていると、本当に嬉しく思います。
リスタさんから生まれた幸せがたくさんあることを実感し、理絵さんたちが担う役割の大きさを感じます。

そんな理絵さんとスタッフの皆さんが、これから挑戦される“保護猫サロン×のら猫手術室”は、多くの猫たちを救ってくれるものと確信しています。
鈴木理絵さんとリスタの皆さんの活動を、これからも全力で応援しています!

 

 

 

 

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