しろうくんのお迎えにはスタッフさんと二人で行ってきました。
帰りの道中、運転手の自分だけだと「もししろうくんに何か異変があったら」
というのが心配だったからです。
高速道路の運転中、睡魔が襲ってくるのもありますけどね
せっかく二人で行けるなら・・・
どうせ向こうで、しろうくんのお迎えの前にお昼を食べるなら・・・
と思って、わんこ同伴OKのお店にめぐりんを連れておでかけすることにしました。
弁膜症がひどいめぐりんは保護直後の検査で、
まず一つ目の目標は「今年の夏を乗り切ること」と言われていました。
心臓が悪いめぐりんを長時間のおでかけに付き合わせるのは本犬の負担になってしまうかも、
と、当然思いましたが、
一日のうちの長い時間を普段の作業のなかでその子だけと一緒に過ごすことができないし、
わんこが好きな車窓を眺めたりだったりとか、
一緒にテーブルを囲んで食事をしたりだとか、
一般家庭だったらしてあげられることをめぐりんにも体験させてあげたいなと思いました。
(私たち人間の勝手な言い分なのかもしれないけど)
お店に入って、初めての体験にちょっと緊張気味でしたが
わんこメニューの美味しそうなのにテンションUP
しあわせそうに食べていました。
めぐりんは普段、心臓サポートの処方食を食べています。
でも、処方食だけの犬生でなく、たまには・少しくらい、本犬が美味しいと感じるものを食べさせてあげたっていいじゃない、っていうのが私の考えです。
食べ終わると、私たちが食事を終えるのをおとなしく待っていてくれました。
今日のつくばは風が強くてちょっと寒かったね。
でも、楽しそうでした。
かわいい
しろうくんのお迎えに行ったら、ちょうど心臓の先生の出勤日だったので
いい機会だと思い、心臓の先生に診てもらいました。
結果、
なんと、
弁膜症の逆流が、
奇跡的に少なくなっていました
なんということでしょう
弁膜症で弁が変形していくことによって、まれに奇跡的に逆流が落ち着く子がいるそうです。
ずーっとずーっとそのいい状態を維持できるわけではなく、いずれ悪くはなるんだそうですけども、
めぐりんの場合、たまたまその変形のしたかが逆流しにくい形になっているというわけだそうです。
いまだったら、気をつけてやれば避妊手術もできるだろう、というお話でした。
すごいですねー、びっくり。
確かにここんとこ、ゴホッ、カッ、ていう心疾患特有の咳をしてなかったんです。
避妊手術を実施するかどうかは、心臓以外の全身の状態も検査してみて、そしてどうするか決めようと思います。
弁膜症がまたひどくなってから子宮蓄膿症にでもなってしまったら、
という心配もありますし、
めぐりんの身体と相談して考えることにします。
しろうくん然り、めぐりん然り、
病気がなくなったわけではなく、
病気は病気ではあるんだけれども、この年末にうれしいニュースで、今日は充実した一日になりました。
この活動をしていると、困難なこともたくさんたくさんあります。
いろんな種類の大変さが、ほんとにあります。
でも、こういう嬉しいニュースがあるから乗り越えられてきたし乗り越えられます。
いいことも、いやなこともあって、
でも、いいことがあると、
あーなんかこんなうれしいこともあるからもういいや、
って、いやなことは帳消しになります。
そしてまた頑張ることができます。
ひとりではここまでできないことで、頭数も抱えているけれど、
縁の下の力持ちになって、そっとそっと、たくさんのひとが支えてくれている。
わんこにゃんこの病気や死、
里親さんが決まってよかったね、
という気持ちを共有して、
ひとりではできないことを一緒にがんばってくれているスタッフやボランティアさんがいるから。
来年もがんばります
睡魔に襲われている今ですが、めぐりんの改善傾向のことを早くブログに書きたかったのでした。
ではでは長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました