Que ta tête fleurisse toujoursより
Jane Birkinも先行リリースされ、
リリックビデオも公開されました!
フレンチポップらしいイントロから始まって、
パリっぽいなぁと、異国を感じるのだけど、
Jane Birkinの部分のメロディがなんとも落ち着く。
言葉は分からないのに、腑に落ちる感じ?(伝わるかな)
この、イラストレーション大好きです。
フランスの国旗の色、トリコロール(青白赤)が使われてるのも良い。
ラララのとこも音符がひっくり返ってたり、くねくね感も好き。
歌詞には
Je suis pas à l'aise dans mes blue jeans
Je rêve d’un amour à la Birkin
Tous ces regards qui m’assassinent
J’ose pas sortir de la picine
(ブルージーンズを履いても快適ではない
Birkin風の愛を夢見る
あらゆる視線が私を苦しめる
プールから出る勇気が無い)
とか
ネガティブなことが書かれてるのだけど、
最後にそれらを振り切るように
Pour vivre mon rêve jusqu’au bout
J’aimerais seulement me dire
que je m’en fous
(自分の夢を最後まで見るために
私は気にしないと
と自分に言い聞かせたいだけ)
と、力を込める。
そんなMikaの歌い方にグッと来ました。
その後、Jane Birkinと歌ってる女性は誰でしょうね。
あ、、ここの女性パートもなんですが、à la Jane Birkinのとこは「バーキン」と英語の発音なんですよね!
à la Birkinのとこはフランス語の発音で「ビルキン」
Rの発音は難しいですが、ぜひ歌い分けましょ。
リリックビデオの公開前に聴いてた時、
Libre libre comme l’air
Vivre vire à ma manière
(空気のように自由に、自由に
自分らしく生きる、生きる)
という歌詞が聞こえてきて
なんかこれがこの歌のテーマなのではないかと、思ったりしてました。
遠からず、かな。
こちらのTikTok投稿で、解説してくれてます。
→
この新曲はJane Birkinと言います。
これはJane Birkinに捧げていて、それだけでなく、他のことについても歌ってます。
誰かの名前を、特にあまり知られてない人の名前を使って曲を書くことは多くはないけれど、Grace Kellyで使ったことがありますね。
今回はJane Birkinを使いました。
なぜJane Birkinなのか?
これは自由について歌った曲。
自分らしくあること、自己表現について、正直であること、詩的であること、
それから、大胆であること、大胆であることに果敢であること。
同時に、詩的で、芸術的でありながら。
僕の思うJane Birkinについて、説明しないとですよね。
彼女は芸術家としても、人間としても、自己表現に長けてて、物事の先入観を楽しむ度量があって、
そうあることで、アートについて語ったり、自分流に歌ったり、書いたり、自分の映画の中で演じたり
愛や性のようなことについても語った。
だけど常にとても上品で詩的であり続けた。
彼女のフランス語訛りの英語には好奇心をそそられたし、幼い頃から大人になってからも、遠くから、スクリーンを通して見てても、好きな女性だった。
私達は自分らしくいられるもの。
自分らしくいたいと思ったら、勇敢でなければならない。
自分らしくあるために勇敢になるには、触発してくれる憧れの人が必要なもの。
そうすれば、少しでも、あの人みたいになりたいんだと言える。
そうだね、Mika、僕はもう少し彼女みたくなりたいよね、と自分自身に言うことができる。
なんか、、要約しようかと思ったけど、和訳してたから、ご参考までに置いておきますが
間違いがあったらごめんなさい。
私は、ほんと、Mikaの人生観って好きです。
私自身が幼い頃から欠けてるもの、家族からもアドバイスを受けるようなことだったりもするのだけど
Mikaの言葉や音楽を通して言われると、なんだかとてもキラキラしたものに見えて、気付いたら大きな壁が無くなってたりするから不思議。
見えない手で掴まれてひょいっと、コッチだよ、って優しく引っ張られたら、違う景色が見えて、気付けば高く見えてた壁を越えられてた、ような。
Mikaは、2021年にJane Birkinの娘、Lou Doillonのラジオ番組に出演したこともありました。
https://m.facebook.com/mikasounds/videos/mika-lou-doillon/412018733556396/?locale=kk_KZ
Jane Birkinが亡くなった時も旧Twitterで投稿してましたが、亡くなってからこの曲を書いたのかな。。
TikTokの解説に、せっかく曲を書いたのに亡くなってしまった感は出てないですね。
https://x.com/mikasounds/status/1680576804052934661?s=46&t=0d4XasZSSSt9bgVuHF80Pw