The Song Remains The Sameの順番で行くと、本来はThe Oceanではなく、Black Dogだ。たまたま先に、The Oceanを始めたが、これからは順番で一曲づつやっていきたい。
さて、Black Dogだが、曲の内容はそんなに難しくない。大抵の人が謎と思っているのはタイトルだ。本人のインタビューによると、スタジオにいる黒い犬を見てインスパイアされたとか、なんとか言われている。
黒い艶のある毛を持った犬の歩いている様子がセクシーな女の人の後ろ姿とダブったのかもしれない。と私は思っていたが、Song Meaningsを読んでいると非常に面白い話がのっていた。
ブラックドッグというのは、フォルクローレの世界では、神秘的な、破壊的な存在の象徴というのがあるのだ。ある人は、そんな深いことをいってるんじゃなくて、魅力的なchickの話だということを言っている人もいる。自分的には両方だと思う。プラントがそれを深く知っているかどうかはしらないけど、きっと、子どもの頃とかに聞いたことがあったかもしれなくて、それと、黒い犬の様子が魅力的なchickを想像させるので、そのDouble meaningではないかなとも思う。単なる想像だけど。
歌詞の内容は、最初の方は露骨にSexの描写。Shake the thingというのはdanceのこと。この魅力的な女性と、やっちゃっていて、夢中なんだけど、その女の人がとんでもないやつで、金はつかうわ、スターになるとか言い出すはもうむちゃくちゃやってるんだろう。だから、主人公はdown and out (一文無しに成る的な感じ)の意味を知る。
友達からは、Big Legged womanは、超利己主義だぜとか言われるという感じか。ちなみにBig Legged WomanはBrownie McGheeの曲のタイトルでもあるらしい。ちなみにDown and outも、サニーボーイのアルバムタイトルやけど。
最後に主人公は嘆きにも似たことをいっていて、信用できて嘘を言わない女だけが望みだとおっしゃっている。
他のボキャブラリー的なものは
gotta = got to = start の意味だろう。 steady rollin' = reliableの意味。ただし、これは、Led Zeppelin的な語彙らしく一般的ではないとのことらしい。
しかし、よく知っているつもりだったこの曲も調べてみると知らんことばっかりだなぁ。
ちなみにSongfactsをチェックするとまた面白いことが載っていた。この曲は、John Paul Jonesが、Muddy WatersのElectric Mudを聞いてインスパイアされたものらしい。そして、最初のフォーマットは、3/16だったのだが、誰も演奏できなかったらしいw
期間あくかもだけど、次はOver the hills ... ですね。これはちょっと強敵かも。