研がさぬ刀の完結譚。
結局は、研がれてしまったのだが、
至るまでの紆余曲折。
いかに、持ち主の心根が真っ当であることが大事であるか。
研がさぬ刀=研がれたい刀。
なわけで、
ただしは、最上級の手当てをもって、という。
厄介なことではあるが、
それが、真っ当な仕事。という事になるのだろうし、
「いいかげん」とは言わないまでも、
仕事に向き合う姿勢を問われる回。
でもあった訳で、
一歩、成長した。のか?
ひたひたと刀ブームらしいが、
あまりブレイクするような事にはなって欲しくない。
「刀」がブームになるのは、
現代ではいかがなものか。
と、思うのである。
それも、美術品として、だし。
確かに美しいけれども、
本質は、人を斬る為の道具であり、
神事においては、魔を、邪を、斬る道具である。
現代では、その本質はややもすると忘れ去られてしまう。
ゆえに、魅了されて病む人もいる。
持つならば、正しい心をもって、向き合うべきなのだろう。
そんな事を考えながら。