【日記】いい買い物
今日はすごいものを手に入れた。なんと、ゴダイゴのアルバム『西遊記』のデモテープ集。タイトルはタケカワユキヒデ「HOME RECORDING DEMO ARCHIVE SERIES VOL.7」のちに西遊記に収録される曲たちをタケカワユキヒデが作曲後にレコーディングしたもので、まさか世に出回る時が来ようとは当時は考えもされなかったであろう代物。CDなので2500円ほどで少しお高めなのだが、買う価値は確かにあった。アマゾンレビューもすこぶる良くて、ファンなら満足しかないファンから見た印象を何曲か忘れないうちにコメントする。こういうのは抱いたうちに描くのが良い。○モンキーマジック西遊記のオープニングに選ばれた「モンキーマジック」ただのピアノ版?とも取れるくらい完成された始まりだったのだが、サビに差し掛かるとまさかの「Monkey Magic」以外の歌詞が登場!?これは面白い・・・・With a little bit of monkey magic You'll see fireworks tonightのところがない。いつ作られたのだろうか。○ON MA NI PAD ME UNすごくいい歌なのになんでボツになったのだろうか?レコードの収録曲数の限界という残念な事情を感じる・・・ゴダイゴで録音も済んでいたというのだから、リリースしてくれてもよかったのに。○A FOOL!なんだか世界観が違う笑タケカワユキヒデ本人の解説によると、猪八戒のおちゃらけたテーマとわかっていながら、まさかのこの歌、、、あんまりおちゃらけた歌が書けなくなっていたのかな>?根っから明るい歌はミッキーさんの得意分野だよね。タケカワユキヒデの歌は明るい中に人間らしいちょっとした深さ見たいのがあってそこがいい。この歌はちょっと暗すぎるよな笑○サンキューベイビー歌詞も曲もほぼほぼ知られているそのまんま、加えて、これがポールマッカートニーの如く自然とふと思い浮かんだらしい。そんなことを言われたら、やはりタケカワユキヒデといえば3拍子*少し切ないような一曲なのかと想像させる。しかしながら、リリース版との違いは素人耳にはサビの「Oh, thank you baby」の部分のコードが1箇所違うことしかわからない。細かい違いはあるにしても、ミッキーはほとんどそのままでアレンジしたのだろう。天晴れこれが自然に浮かぶとは天才。大事に謳われてください。○ガンダーラこれが大発見。曲がメジャー→マイナー展開というのはwiki情報で知っていたが、まさかこんな激しい展開のものだったとは、しかもキーは4つほど低い?こんなに低い感じだったのか。そして発見は歌詞がかなり違う。もちろん英語版に関して。有名なサビも少し違い、「In Gandhara, Gandhara, they say it was in India」が2回繰り返される。リリースでは「the place of light Gandhara」の一節があるのだが、ここがない。そして実はサビの歌詞は二つあった。Shining Bright, Through the book of time, the piece of light Gandharaというのもある。歌ってみるとしっかり歌えるし、これを使って2番の2回あるサビの片方はこれでもいいんじゃないかと思うのだが。より印象付けるためにガンダーラという言葉を繰り返すことを選んだのだと思う。ちょっとした違いで言うと、Each man desires to reach Gandhara His very own utopia In the striving in the seaking soul Man can glimpse Gandharaと言うところ。ここはリリースではseeに変更されている。glimpseは日本語にするとチラッと見えるという感じ(垣間見)なのだが、世界観にはこっちのがしっくりくる。簡単でわかりやすい英語にするためにこんな感じになったのかな??弾き語りで英語版で歌うと、seeだけ間延びして違和感があったのだが、glimpseの方が好みである。最近の中ではかなり有意義なことにお金を使ったと思う。しかしCDは高いな・・・