なんで純国産ライアーを作る様になったのか?パート⑰ | 純国産ライアー@ヒーリングくまちゃん

純国産ライアー@ヒーリングくまちゃん

レイキマスターくまちゃんが創る日本製のピン、弦、木材を使った純国産ライアーの販売、ワークショップ

みなさんこんにちは!
くまちゃんのブログへようこそ!

ランキングにも参加してます!
ライアー広めるため、
2クリックお願いいたします。



人気ブログランキングへ    
にほんブログ村 



今日は楽器に用いられる『木材』について書けます

ライアーを製作するにあたり

沢山の木材を見て、触って、叩いたりもして色々試してきました

木材というても、皆さんがその辺でよく見かける

ネットやホームセンターなどに売っている木材などでは全く違います

家の内装やテーブルやタンスなどの家具に使われる木材よりも

乾燥時間やアク抜きなどより時間や手間暇を掛けて




やっと出来上がるのが楽器用の木材です

楽器用の木材にも、色々あります

細くて長くなる様な所には固くて丈夫な木材

音が響く広がる要の所には、高級な木材

木材も種類や同じ種類でもピンからキリまであります

最終的に自分は、国産の楓と国産の本桜と国産の桐を今は扱っています

そして、『和ライアー』とは

『天使のライアー』シリーズの中の『和ライアー』としてラインナップしており

和ライアーとは、桐を使ったライアーの事なんですよ






なんで桐だけが『和ライアー』かと説明しますと

桐とは、昔から日本では楽器の琴や琵琶などで使われ








あと、桐のタンスや下駄や米びつやまな板など














日本人にとっては、とても昔から縁のある木材なんです

原産は中国なんですけど、日本に桐が入ったのは

室町時代とか奈良時代とかいわれてるほど、大昔から日本で愛されてる木材です

今でも地方によっては、こんな風習もまだ残ってます

女の子が産まれれば庭に桐の木を植える






桐は、約15年~20年で一人前の立派な木に育ちます

女の子もすくすくと育って昔なら15才~20才位には結婚してお嫁に行ってたので

花嫁道具として、育った桐の木でタンスなどを作って持たせていたそうです

あと、桐と言えば『家紋』





桐を使った家紋が一番多いそうです

てな感じで日本人には昔なら馴染んできた桐

それと、ライアーの仲間である琴が桐

それで桐のライアーの『和ライアー』と名付けました

桐が他の木材よりも、優れている所はが沢山ありますので紹介します



《桐の特徴》

・湿気を防ぐ  
木材の中では、もっとも吸湿の少ない部類にはいる。 導管内のチロースが水の通りを妨げ、また繊維の膜の穴が小さいので、一度乾燥した後 は、水がなかにはいりにくい。

・光沢が美しい  
年輪が明瞭で、磨くと銀白色の美しい光沢(絹糸光沢)がでる。

・非常に軽い
水の比重1に対して桐は、0.3であり、国産材のなかでもっとも軽い。
細胞の膜壁が薄く、なかの空気層が大きいので柔らかく、持ち運びや取扱いに便利である。  
同じ大きさなら、桐は欅の半分ほどの重さになる。

・狂いや割れが少ない
木材の収縮率が大変小さいので、加工しやすく、はじめから精密に作ることができる。
タンスの引出しの一つを押し、その空気圧で上下の引き出しを前に出すなど、腕自慢の仕事が可能になる。
板目方向で約20%、柾目方向で約40%収縮率が小さい。

・虫がつかない
桐の箱に入れておくと、中のものに虫がつかず、腐りにくいといわれている。

・音の響きが良い
木繊維を始め諸細胞の膜壁か薄く、空間が多い(多孔質)ため、音響性に優れ、様々な楽器に用いられている。

・熱が伝わりにくい
熱伝導が低いので、触ってひゃっとしない、保温効果も高い。
内側に空気層が多いため、燃えても表面が炭化しやすく、内部まで燃えるのに時間がかかる。 
熱伝導はけやきの半分、着火点は杉や硬いけやきなどより高い。


桐って凄くないですか?

楽器、特にライアーなどの弦楽器には素晴らしく適した木材だと思います

そこで、また次回は桐でライアーを作るのと

他の木材とでは、どう違うかを書きたいと思います

続く‥‥




3月の純国産ライアー&カリンバのWSと純国産ライアー&カリンバ体験会は、

4日、10日、13日、29日です♪

詳細、申込み方法はこちらを御覧ください♪→こちら



純国産ライアー&カリンバの自作ライアーキット、完成ライアー、出張WS、出張体験会などの詳細や申込み方法はこちらを御覧ください♪

天使のライアーカリンバ販売→
こちらから
出張体験・ワークショップ→こちらから



ランキングを二つポチポチってしてくれると熊はよろこびますw



人気ブログランキングへ    
にほんブログ村