魂を癒すボーカリスト、
Lyra Music Club(ライラミュージッククラブ)の
Yukari です♪

吉田拓郎さんの『洛陽』の歌詞分析をしてみました。

♪♪♪

【歌にある人生の物語】

先日、カフェライブで、
菅田将暉さんの曲の演奏があり、
俳優さんの歌う曲って、味があるんだよなぁ〜、と思いながら聴きました。

昔から俳優さんの名曲はたくさんありますね。

様々な「人生」を演じる俳優さんは、その分、かりそめであっても人生のいろんな部分を味わっているからでしょうか?

🎵🎵🎵

そしてライブで今度は、吉田拓郎さんの『落陽』という曲を聴いて、また「人生」の1ページをみたように感じ、改めていい曲だなぁと思いました。




  
吉田拓郎さんは、俳優ではなくれっきとした歌手ですが、『落陽』は、大人の先輩方にはとくに人気曲のようですね。
ほんとにカッコいい曲です。
私も詳しくはないけれど吉田拓郎さんの曲のなかに息づく心意気みたいなのはめちゃ好きです。

 
【歌詞】




🌇🌆🌆

『落陽』の歌詞に、
“土産にもらったサイコロふたつ”
というくだりがあり、
曲の世界観や情緒がよくわからないで初めて聴いたときの私は、
「え、なんでサイコロ🎲🎲くれんの?」と、演奏中に隣で聴いていた人にソッと質問したものでした(笑)

聞かれた人は当惑してました。すみません。




🎵🎵🎵

改めて、先入観なく『落陽』の歌詞をさっと読んでみました。
(あとで確認したら、作詞は岡本おさみさん、作曲が吉田拓郎さんなのですね)


さすが!という文学的な表現もありながら、
歌の主人公が見聞した身近なエピソードから、サラッとクールに世の中を大きく俯瞰する、拓郎ワールドのようなものを感じました。


勝手な解釈をしますが、吉田拓郎初心者なので、違ってたらすみません。





夕陽が海に沈んで行く光景を、


“しぼったばかりの夕陽の赤が
水平線から もれている”


と歌い始めから表現するあたりから、すでに物語は強烈な朱色に染まり、この曲のテーマにおのずと引き込まれていきます。


視点は夕陽の赤、見送りのじいさんの様子に移り、そして主人公の手の中のサイコロにグッと接近します。




“この国ときたら
賭けるものなどないさ
だからこうして漂うだけ”

という諦念のようなセリフを吐き捨てていることから、未来を信じ、頑張った結果、なにかに失望した様子が伺えます。


曲が書かれた時期にも注目しなければなりません。私は生まれていませんが、生まれていませんがっ、高度経済成長、学生紛争などなど、激動の時代であったことは確かです。
後で調べたら、1973年に発表された曲なのですね。



🚢🚢🚢

主人公は、船の上でしょうか、じいさんたちの人生の1ページと出会ったことを思い出します。
賭博をし、人生詰みかけでも、船着場まで見送ってくれるじいさん。

なにも無いけどサイコロをくれたんですね。
手の中のサイコロを振り、振り出しに戻る、といいながらも、主人公は船でまた旅に出るのです。

朝日ではなく、夕陽=落陽、
というところが、陽が傾いて、人生の黄昏どきにいるのだ、と暗示しているようです。





しかし、
“どこかで会おう生きていてくれ
ろくでなしの男たち”
と歌うことで、
主人公は、人生を全く諦めているわけではないことがわかります。

賭けるものなどない、と吐き捨てながらも、また旅から戻った暁には、じいさんたちがどうにかこうにか、生き延びていて会えることを、どこかで願っているのです。


“男の話を聞かせてよ”
というところに、“愛”を感じます。





“また振り出しに戻る、戻る”
と繰り返し、
人生がうまくいかないとき、同じことを繰り返してしまう、なにも進んでいないように感じる様子を、
「サイコロ2つ🎲🎲」という言葉だけでまとめ上げています。

じいさんから受け取ったサイコロを握りしめて、また旅に出ることで、人生が次の世代に繋がれていくようなイメージもあります。





失望や苦しみを、グッと呑み込みながら、黙って何かを探して旅する男の姿が想像でき、なんともシブかっこいいですね😎✨


伴奏も、ジャーンジャーン・ジャッジャンジャンの繰り返しで、
船に寄せては返す海の波や、
人生の時が刻々と刻みながら進む様子を描いているような気がします。
赤い夕陽がどんどんと沈む光景も浮かびます。




🎸🎸🎸

吉田拓郎さんの、スマートでクドくない歌声が、この曲の醍醐味であるとも感じます。
クドかったら、ただの演歌になってしまいます。




原曲をきくと、前奏と後奏が長くて、シンプルにびっくりしました。
サブスクで次々と世界中の曲が聴ける現代と、70年代初期とでは、音楽を聴くという行為の重みが違います。


主人公を想像すると、どの年代の方が歌うか、だけでも、曲の印象がガラッと変わりそうだなぁと思います。


🎵🎵🎵


吉田拓郎初心者の私ですが、シブい男の生き様を垣間見るような名曲!と感じました。
『落陽』、若い人も是非聴いてね🎵






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