インバウンドは、越境ECのマーケットを侵食するのか? | eBayで越境EC!起業・副業・新規事業のはじめ方

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越境ECの経験15年目の著者・志村康善が、eBayを中心に、起業や副業、法人の新規事業への取り組み方のコツをお伝えしていきます。

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取り返しのつかない大きな失敗をしたくないなら、早い段階での失敗を恐れてはならない。

湯川秀樹 物理学者・ノーベル賞受賞

クールジャパン個人貿易学院 eBay学科

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日ごろからスクール受講生の方々と

 

仕入先を回ることが多いのですが

 

 

最近、特に東京都心では

 

訪日外国人が、きわめて多く賑わっています。

 

インバウンド景気です。

 

 

そんな中、受講生さんと雑談していると

 

ショッピングに興じる外国人を見て

 

 

こんなにたくさん買われたら

 

eBayで売れずに、インバウンド消費だけで

 

満足されてしまわないか、不安になる

 

というお声を聴きました。

 

 

本当にそうなるのかどうか?

 

ちょっと気になりますね。

 

 

この点

 

東証プライムに上場する越境EC支援企業の

 

BEENOSが実施したアンケート調査によると

 

 

 

日本から帰国後に、日本の商品を越境ECで

 

リピート購入したいかどうか

 

という問いに対して

 

 

米国人の91.43%がリピート購入したい

 

という回答結果でした。

 

 

この数字は、他の外国人でも

 

以下の通り

 

イギリス人で、80.9%

台湾人で、94.1%

マレーシア人で、91.7%

 

いずれも、日本での消費を含む滞在経験を通じて

 

越境ECで、日本製品を買いたいという

 

効果につながっていることが見て取れます。

 

 

これは、心理学やマーケティングの世界で

 

よく言われるザイオンス効果の良い例だと思われます。

 

 

繰り返し接触することで、

 

対象に対する好印象が形成される効果です。

 

 

ということは、インバウンドは目先は

越境ECと競合するように感じられますが

 

中長期的には、ザイオンス効果や

リピート購入を通じて

 

 

Win-Winの関係、相乗効果のある関係になる

 

と見て取れます。

 

 

前回の投稿でお伝えした「10年で10倍増」

 

という越境ECの成長スピードを考慮すると

 

 

インバウンドを心配するよりも

 

越境ECを、早く始めて、リピート客を

 

蓄積する方が、よさそうですね。

 

 

まずは、eBayから越境ECにトライされてみては

 

いかがでしょうか?

 

 

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著作:「ネット個人輸出の成功マニュアル」

志村 康善 著

 

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