ビッグニュース 号外号外!!
諦めかけていたあの音源が ついに
ようやく訪れた晩秋の長い夜にも
灼熱の陽降り注ぐ夏への想い馳せても
シチュエーションを選ぶことなく
心を揺さぶってくれるはず
Rolling Steady With the.../Skatalites
1. We Nah Sleep
2. Contension
3. Big Trombone
4. Away From Home
5. Idlers Rest
6. Rolling Steady
7. Devil's Triangle
8. The Master's Call
9. Absent Without Leave
諦めかけていたあの音源が ついに
ようやく訪れた晩秋の長い夜にも
灼熱の陽降り注ぐ夏への想い馳せても
シチュエーションを選ぶことなく
心を揺さぶってくれるはず
Rolling Steady With the.../Skatalites
1. We Nah Sleep
2. Contension
3. Big Trombone
4. Away From Home
5. Idlers Rest
6. Rolling Steady
7. Devil's Triangle
8. The Master's Call
9. Absent Without Leave
スカタライツの1983年の録音「ローリングステディ」です。これは、ピータートッシュのバッキングをつとめる際のジャマイカで録音されものですが、その音源の劣化によってリリースされず、幻となっていったものです。この時のメンバーは、テナーサックス:Roland Aiphonso、Tommy McCook、アルトサックス:Lester Sterling、トロンボーン:Calvin Cameron、トランペット:Johnny 'Dizzy'Moore、ベース:Lloyd Brevett、ドラム:Lloyd Knibb、リズムギター:'Jah'Jerry Haynes、ピアノ:Jackie Mitto、ヴォーカル:Lord Tanamoという布陣で、これは、トロンボーンのDon Drummond以外のオリジナルメンバーの集結で、最後のジャマイカでの録音となっています。今となっては、メンバーのほとんどが逝去してしまっているので、その貴重さは国宝並でしょう。さて、中身ですが、個人的には、こんな震えるスカアルバムは後にも先にも無いと思えるほどの大納得、大満足、大絶賛・・・いかなる賛辞でも褒め足りないぐらいのえげつない作品です。それは一発目から体験できます。不気味なほど落ち着きどっしりとしたドラムの刻みとピアノのタッチの序章につづき一気に熱い魂の叫びがほとばしります。哀愁をたっぷり含んだマイナーナンバー②は、ホーン達が泣きまくります。一転、穏やかな表情を見せる③でのヴォーカルは、古き良き時代の和みと乾いた風を感じさせてくれます。切な系マイナーナンバー④は、特にラッパのトレモロが胸をきゅーっと締めつけるようで印象的です。まさにのらりくらりといった感じの⑤は是非ヴォーカル入りで聴いてみたいナンバーです。のっけから不穏な表情を見せるタイトルナンバー⑥は、まるで不安な胸の内を吐露してるように思えます。ジャジーなソロパートが圧巻の⑦、聞く側のその時の心情によって捉え方が変化するようなタイトなナンバー⑧はホーンのリフがキャッチーで口につきます。直訳すれば”欠勤”?の⑨は、ちょっとのんきな雰囲気を醸しだし、ラストに緊張が解かれた気がします。
いや~これは今年ゲットした中で、間違いなくナンバーワンのアルバムです。
みなさんも、今のうちに・・・後悔しないようにね^^
①
②
③
⑧