結構、チェックしているのが新刊の評。
新刊に限らず、そのときどきい評論家(摩訶不思議な肩書きです)が
載せている論評をおもしろおかしく、読んでます。

今日は、「わが心の一冊」と題して、キューブラー・ロス著 「死ぬ瞬間」
が載せてあり、見開きの反対側には、人気の一冊と題して、藤原 新也著
「黄泉の犬」がありました。
方や、人間は「死」の直前には、「死の過程の五段階」を定式化して、人間
の尊厳を書いているらしいのですが、もう一方は、オウム真理教を題材と
した本であり、インタビューのところにて、インドを放浪した者が見た風景
に『”地球より重い”と言われているあの人間の命が餓鬼みたいに犬どもの
いい餌食になっている。(中略)自分が何か解放され、軽くなったような気
がしたんだ。』
また、更に引用しますが、「藤原はかつて、人の肉を食らう犬の写真に
『人間は犬に食われるほど自由だ』という意味を添えた。本書にも再掲され
ているが、何と深遠で破壊力のある言葉だろう。」ということです。

先の著書では、人間の「死」に関して、尊さ、厳かさ、というものを捉えて
いて、後の著書では、人間の「死」の自由を述べているところに面白さが、
少々垣間見れます。
両著とも読んでいないので、ちょっと探してみて読んでみようかと思って
います。