↑アメリカの有資格セラピスト、Emma McAdamさんの動画です。
(翻訳機能で日本語字幕が見られます)
この中で、「感情には3つの機能がある」とおっしゃっています。
1)警告のサイン
2)状況を変えるモチベーション
3)他者と繋がる
ネガティブな感情が湧くということは、
自分にとって問題のある状況があり
それに気づき、対処する行動を起こす必要があると教えてくれている。
社会の風潮として、「怒っている人はダメ」
「常にハッピーな人が人間ができている」と見る文化があるけど
本来、感情に良いも悪いもなくて、
ただ、生き延びるための行動を促す仕組みとして備わっているだけ。
だから、「アンガーマネジメント」なんていって、怒りをなだめようとする前に
まずは、自分にとって何が危険で、それにどう対処するべきかを知り
行動を起こすことが必要。
怒りをあらわにするとまずい状況で、
一時的に感情をなだめる必要はあるかもしれないけど
ひたすら感情を抑え込むことばかりしていては、問題は解決しない。
Emmaさんは他の動画で、
「感情が何を教えようとしているのか耳を傾けて」と言っています。
もっとも、複雑性PTSDを抱えている人は、この機能が壊れていて
危険がないのに常にびくびくしていたり、
過去の怒りを目の前の関係ない人に投影したりするので
ややこしい話になってしまうけど
とにかく、ある感情が湧くということは、
行動を起こすべき状況がある(or 過去にあった)
それが何であるかを見極める、どう行動すべきか考えることが大切だと
憶えておこうと思います。
怒りや悲しみを感じたら「傷つくからやめて」と言う、
あれこれ手を尽くして貸しを返してもらう、ブラックな会社を辞める、
罪悪感を感じたら謝る、償う、などなど、
問題を解決するための行動を起こせなかったから、傷つく状況が続いていたこと、
思い返せばいろいろあります(汗)。
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