東京は空気が綺麗ではありませんが、

空は意外と青いのです。


そんなことを思いながら朝。


昨日の雨が続くのかと思いきや、

晴れてくれたことに感謝したので御座居ます。


何の変哲も無い、いつもと変わらぬ風景ですが。


それでも気分によって、

違う風に見えることがあるのは、何故なのでしょうか。



もしかすると…

絵を描くことと、空を見て感じることは

同じなのかもしれないと思ったのです。



感受性が豊かなことは良いことだと考えたり。

美しいものを素直に美しいと思えることは、素敵なことだと思ったり。


だけど、大人になっても純粋な心を持ち続けるということは

意外と難しくて。


様々ある、心無い出来事に傷つく内に。


いつしか氷のような心になってしまっていて。

それしか、自分を守ることが出来なくて。


だけれども、本当は陽だまりのような心を夢見ているような。


そんな大人は意外と多いような気がするのです。



上手く時間を遣り繰りしまして。

とあるコンサートへ行って来たのです。


そこで、本日のお目当てである、『Moon river』を聴いて参りました。

ヘンリー・マンシーニが作曲したこの曲は、

映画『ティファニーで朝食を』でオードリー・ヘップバーンが

歌った曲なのです。


この映画は子供の頃によく観た作品で御座居まして。


オードリーの可愛らしくも切ない声に、

静かな水辺で、朝露がひそかに落ちた様な、

そんな感覚が胸にあったことを覚えております。


じんわりと波紋を広げて。

私の心に届いたような、そんな気が致しました。



少女時代の想い出をぼんやりと思い浮かべながら。

綺麗な音色に。

思わず胸が高鳴るような…そんな気がしたのです。



今夜は"Moon river"を聴いて、静かな夜をお過ごし下さいませ。

明日は素敵な週末になりますように。