◤◢◤◢⚠︎注意⚠︎◤◢◤◢

こちらはBL要素を含む
お話となっております

苦手な方
受け付けられない方は
華麗にスルーでお願いします🙇‍♀️







大方の予想通り
朝はひっちゃかめっちゃかで 

飯なんか食ってる場合じゃないし 
後朝の何とかみたいな 
雅やかで甘い時間なんてありゃしない。 

現実は容赦なく襲いかかって来て 
名残りなんか死に物狂いで引っぺがして 
見事に余韻を残しまくってる 
雅紀のふにゃふにゃな身体を持ち上げた。 

「やっ、何すんのさっ?」 

「バカ!時間ヤベぇんだって!!とにかくシャワー浴びて目ぇ覚ませや!」 

当然の事ながら 
素っ裸で朝から騒いでるワケだが 
そんな事に構ってる余裕はなく 

腰痛いとかボヤく涙目の雅紀を 
抱えるように風呂場に連れ込み 
機械的に身体を洗いまくった。 

「いった、ヒドくない?!ね、ちょっと、やぁだぁっ!」 

「やかましいっ、遅刻するよりマシだろうがっ!!」

そりゃ俺だって 
嬉し恥ずかしな朝を過ごしたいわ! 

あーんなことや 
こーんなことしながら 
続きも色々妄想してさ 
ニヤニヤしたいっつーの!! 

だけどな。 

あと30分で電車が来ちゃうし 
まつもっさんが間違いなく 
弄り倒してくるのが目に見えてんだよ。 

何だか知らんが服を着た方が 
昨夜よりヤラシク見える首元に 
反応しそうになり 

気合いで目を逸らして 
まだぶつくさ言ってる口に 
栄養補助ゼリーを突き付けた。 

「……食えって?」 

「そ、10秒で終わるし。」 

こっちが駄々こねたい気分だが 
無理させたって分かってるだけに 
それ以上は強く出れなくて 

まだダランと垂れたままの 
ネクタイをきっちり締めてやると 
ありがとって呟きが落っこって来た。 

「今出れば間に合うな。」 

腕時計を確認し 
ジャケットを羽織って 
玄関先でコートを手にした瞬間 
ツンツンっと雅紀の指が俺の肩を突いた。 

「んだよ、急いで出れば……。」 

振り向けば
ゆっくりとゼリーを吸い込み 
怖いくらいに余裕を見せてる 
雅紀とガッツリ目が合う。 

「お前っ、バカ、支度しろって!」 

この期に及んで 
ジャケットも羽織らず 

鞄すら手元にない状態で 
何やってんだって 
リビングに取って返そうとしたら。 

「翔ちゃん、今更だけど……今日有給取ってたの忘れちゃった?」 

ゼリーを口から離しニッと笑う顔を 
それこそ10秒は見つめたと思う。 

「ゆう…きゅ、う……って?」 

「あ〜やっぱりねぇ……」 

雅紀の呆れ顔に重なって 
ぴゃーっと鳴くあずきの声がして。 

衝撃で硬直してる俺を置き去りにして 
ごめんねって言いながら 
リビングへ駆けていく足音に 

だったらベッドにいる時点で 
早急に教えてくれよって 
膝からその場に崩れ落ちた。




𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄



こんばんは✩.*˚


めちゃくちゃご無沙汰しております。
SNOWです。


生きてます。

何とかかんとか生きてます( 'ᢦ' )、ハイ。
(一応生存確認って意味で…)


えっと……👉👈🙄💦


大分時間が空いてしまいましたが
back at one 58話目お届けいたしましたニコニコ 
 

なかなか書く時間が無くて
ネタもつき始めてる上に
未だに子どもたち(成人含む(¯―¯٥))に
手が掛かってる状態でして……

情けないやら
お恥ずかしいやら
そちらの問題もありながら

更にお話も蛇足になってきたので
あと数話でお終いにしようと思ってます。


他のお話も 
時空が歪んでんのか!?ってくらいの
速度の更新になるかと思いますが

あ〜上がったなぁ照れくらいの
緩さで遊びに来ていただけたら幸いです。


連日熱中症アラートが出まくってますが
水分・ミネラルをしっかり補給して
酷暑の夏を乗り切りましょう🍧🎐❤︎


ではでは(*>∀<)ノ))またねー
SNOWでした雪の結晶