◤◢◤◢⚠︎注意⚠︎◤◢◤◢

こちらはBL要素を含む
お話となっております

苦手な方
受け付けられない方は
華麗にスルーでお願いします🙇‍♀️







入るべきか
入らざるべきか。 

逡巡した時間は
コンマ何秒の世界で 
いきなり手を引っ張られ 
バスタブに沈んだ身体。 

濡れた瞳が目の前で揺れ 
一瞬の躊躇さえ許されず 
奪い去られた自由。 

 「ちょ、バカ、溺れ……っ。」 

息する間もなく唇を塞がれ 
両の手首を抑え込まれて 
のしかかってくる重みにパニックになる。 

 「待てって……!!コラ、まさ、きっ?!」 

 ヤバいヤバいっ!!!!!! 

何か知らんが貞操の危機を 
ガッツリ感じるんだが?? 

まさか俺…… 

食われる運命……とか? 

 「翔ちゃん、黙って。」 
離れた唇が不機嫌そうに呟き 
指で声を塞がれる。 

濡れた髪を掻き上げ 
俺を見下ろすその顔は 
綺麗を通り越して 

こんな状況じゃなきゃ 
見惚れていたいかもだがしかし。 

凶悪とも言える色艶を醸しながら 
俺に襲いかかるとか卑怯だし 

怖いんだか何だか分かんねえくらい 
心臓がバクバクいっちゃってて 
更なるパニックを引き起こすんだ。 

 「もう……オアズケはヤダよ。」 

ダダ漏れなんて生易しいモンじゃなく 
マジで溺死級の色気を醸し出す 
成人男子なんて罪作りにも程がある。 

 「分かるよ…ね?」 

グイッと迫る瞳に 
やはり感じるのは貞操の危機で 
そうじゃねえだろって思いながらも 

クラクラと酩酊させられそうな声色に 
堕ちかけたのも事実なんだよな。 

 「いや、ちょ…ココロの準備、、、とかって?!」 

それでも優位に立ちたい気持ちもあり 
情けない言い訳なんかしてみたものの 

乗っかってくる重みと匂いに 
現実を突き付けられ 
バカ正直に反応しちゃう身体。 

触れ合った素肌にさざ波が起き 
他の誰よりしっくり来た肌感に 
黙って堕ちるのが正解かもと 
その腰を強く抱き寄せた。


𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄


髪の乾かぬ内に
縺れ倒れ込んだベッドの上。 

勢いのままに誘う唇を奪い 
まだ熱を持つ肌を重ね合わせる。 

風呂での積極的な態度も残しつつ 
少し気恥ずかしさも覚えたのか 
目を合わせようとしなくなったのが 
何とも加虐心を擽って 

今度は俺が雅紀の手首を掴んで 
シーツの上に縫い止めた。

 「やだ、離してっ…。」 

いやいやと横に首を振るけど 
ンなことしたって 
余計にいじめたくなる事くらい
お前だって分かるだろ? 

 「あれ?オアズケは嫌なんだろ?」 

 「だっ、だけど…こんなの……。」 

 「煽ったのはそっちだし、もう…遅い。」 

ビビり散らかしてたヤツが 
今頃本気出しても情けない限りだが 
止まんねえし止めるつもりも無い。 

初めては優しくって思ってたけど 
欲しがる身体と心があるだけの 
欲に塗れた自分が見事に暴かれた。 

それを知らせるために 
有無を言わさず塞いだ唇。 

苦しげに喘いだ喉にキツく吸い付き 
上がる抗議の混じった声にほくそ笑んで 
今度はゾロリ…と舌先で肌を味わった。

 「ダメ、痕……付いちゃうっ。」 

 「いいじゃん、俺のだって印。」 

唇に舞い戻り 
軽く触れるだけのキスをすれば 
もっと色付いて揺れ出す身体。 

火が着いたらもう消しようがなくて 
甘い喘ぎと肌の匂いに益々溺れていった。

だがどっかで冷静な俺が 
脳の片隅に隠れていたらしい。 

違和感というより 
ガチ目な疑問が湧いたのは 
雅紀の反応っぷりだった。 

初めて…って思ってたけど 
どうもハマりすぎてる感が否めない。 

襲われる心配は無くなったけど 
もしかして経験済みなんじゃないかって 
疑っちゃうくらいの敏感さで 

そういう体質ってのも有り得るけど 
触れる場所の違いはあっても 
溶けそうに甘い声で啼くから 
変な勘繰りもしたくなるわけで……。 

 「んっ、あ…っ、しょーちゃ…んっ。」 

 蕩けた声で俺を呼ぶ唇に
 一瞬湧いた嫉妬心。 

他の誰かが 
この姿を知ってるかもと思ったら 
違う意味で責めてみたくなったが 
今更言葉にするのも野暮ってもんだ。 

気にはなるけど 
過去があって当然だし 
何があったかなんて聞いたところで 
気持ちが変わるわけじゃない。 

今は俺だけのモンだ。 

もう誰にも渡さないし 
渡すつもりも無い。 

「んあっ、や……それ…ヤダ、ダメっ。」

「ダメなの?じゃ……止める?」

「ヤダ、違っ…イジワルしない…でっ。」

しなる背中を抱え
そっと中心に手を伸ばせば

濡れた音で耳まで刺激され
蜜が絡み付く感触が
こっちの欲をも昂らせる。

「しょーちゃ…んっ。」
少しだけ混ざる不安気な声に
キスで応えながら
ひたすらに貪り味わうベッドの上。 

熱を孕み
軋みがリズムを奏でる頃には 
漸く叶った願いとキツく絡んだ指先に 
愛おしさが溢れ出し 

ひとつになった身体を 
離さぬようキツく抱き締めたんだ。



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こんにちは💚
SNOWです。


えーっと……

ざっくりな描写になってしまい
申し訳ありませんっ🙇‍♀️💦

現時点の限界値でございます。

歓びの舞を踊りたくなるくらい
おめでたい出来事なんですが
何せ語彙力の問題で……😢

皆様の妄想力で
補完していただけたら幸いです。


余談ですが
先週末は息子2号の試合のため
沼津の方に遠征してまして

西の端っこからはあまりにも遠く(当社比)
日帰りは流石にキツイって事を実感😭

次回は絶対お泊まりにするわ!!

と誓いを新たにした日曜の朝。

何だかまだ
体調がしっくりこない週明けですが
皆様もご自愛くださいませ🍀


ではでは(*>∀<)ノ))またねー👋
SNOWでした雪の結晶