◤◢◤◢⚠︎注意⚠︎◤◢◤◢

こちらはBL要素を含む
お話となっております

苦手な方
受け付けられない方は
華麗にスルーでお願いします🙇‍♀️






これが青い恋愛小説なら 
互いの気持ちを確かめて 
キスから始まる 
ロマンティックな一夜を過ごし 

寝顔なんか見ながら 
幸せな朝を迎えるってのがセオリーだ。 

だけども実際は 
鍋食って酒飲んで
じゃあしますかって…… 

そんな流れでいいのだろうかと 
クソ真面目に悩んでる俺がいる。 

青くもなく 
オトナもオトナで 
スマートに誘う自信が
無い訳でもないが 

どっかしらにある 
罪悪感に似た何かがが 
本能に勝ったんだろう。 

「じゃ、先にお風呂行ってくるね。」 

俯き加減の横顔が席を立ち 
バスルームの扉が閉まる音と同時に 
ようやく吸えた息で少し噎せる。 

 一体全体なんなんだよっ。 

怖いとか違うからとか 
ごちゃごちゃ言った割に 
腹くくるのが早過ぎねえか? 

女子と違うのは当たり前だし 
怖いのも分かってるから 
気持ちを確かめてからって 
気遣った俺が馬鹿なの? 

少し残ったビール缶に 
直に口を付け飲み干すと 
一瞬だけふらりと視界が揺れ 
後味の悪さに舌打ちをする。 

風呂に行くって言葉も生々しく
片付けとくわって返した言葉も態とらしくて 
全力で叫びたい衝動に駆られた。


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冷静を装っても 
小さな動揺はそこかしこに顔を出し 
大人しくなれない心臓が 
全身を揺らすみたいで落ち着かない。 

出てきた雅紀を直視出来なくて 
逃げるみたいに風呂へ駆け込み 
シャワーに打たれながら 
巡る迷いをどうすべきか考えてた。 

性差はあれど 
繋がる過程は同じはず。 

ビビってても仕方ないし 
欲しいと思ってんのも嘘じゃない。 

でも考えてみりゃ明日は月曜で 
時間に余裕が無いのは確かだ。 

しかもこんな事言っちゃ何だが 
身体は大丈夫なのか?とか 
初めてならそれなりの準備もいるし 
改めて来週末とかにしたら……とか 

気付いたら完全に怖気付いた 
情けない男に成り下がってて 
結局怖がってんのは俺の方じゃんって 
風呂に沈みたくなってきた。 

「お前……どうしたいんだよっ。」 

思わず漏れ出た言葉は鏡に跳ね返り 
手のひらでキュッと拭えば 
映る自らの背後に揺れた白い影。 

「大丈夫?」 
シャワーを止め振り返れば 
纏った白がパサリと床に落ち 
湯気で燻る室内にパシャリと 
水が跳ねる音が谺した。 

「あんま長いから、溺れたかと思った。」 

「……ンなわけねえし。」 

様子を見に来ただけなら
何故に脱ぐ必要が?

意味不明過ぎる状況に
拗ねた子どもみたいな答えになり
背後の気配をより意識する。

「ならいいけど、なかなか出てこないからさ……」

近付く肌色から目を離し 
バスタブに浸かろうとしたら 
すぐ側を通り抜けた違う温度が
湯面を波立たせ

「湯冷め……しちゃった。」
 
少し震えた声がそう嘯いた。



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こんばんは🌛

お久しぶりのSNOWです。


体調の揺らぎが酷くて
寝込んだりなんかしてたら
4月になってました💦

気付けば葉桜になってるし
花粉症はピークになってるし
株式会社 嵐とか出来てるしで
時の流れに軽く翻弄されとりますガーン


そんでもって
まだまだ繋がれてないお2人さん。
(ごめん😭)

寸前まで辿り着いたので
後はもう流れのままに
おいきなさい状態ですが

まぁ……ね

2人におまかせするのが
一番いいと思う🤔‬(何を?!)



話は変わりますが……。


留守にしている間に
過去作品を読んでくださってる方が
ちらほらいらっしゃったみたいで
マジで感謝カンゲキ雨嵐💙❤️💚💛💜です。

ホントにホントに
ありがとうございますお願い

なかなか 
更新出来ない今日この頃ですが
せめて月1か2は
頑張りたいと思っておりますので 

お時間ある時にまた
お寄り下さいませ🙇🏻‍♀️⸒⸒


ではでは(*>∀<)ノ))またねー
SNOWでした雪の結晶