今日4月14日はヘンデルの命日。

まず訪れたのはウェストミンスター・アベイのお墓。
彼の墓石の上には、真ん中に遺影のはめ込まれたリボン付きの花輪が飾ってあった。
ここ本当は撮影禁止なんだけど、こっそり彼のお墓とモニュメントを隠し撮りしちゃいました(笑)

その後大英博物館にまた行って展示をいくつか見て、外の広場でお昼を食べながら家に電話をかけた
去年N.Z.に行ったときもだけど、Lynnが海外から家に電話すると、なぜか家族全員が話したがる。Brothers & Sistersのウォーカー家か?
で、電話の後ミュージアムショップに行って弟に頼まれたロゼッタ・ストーンのプリントのバッグを買って、ピカディリーに買い物に行った

人も多いし道は複雑だしで行きたかった店が見つからなくて、道端でガイドブックを見てたら、「迷ったの?」って声かけられた。
よくいるんだよね~、親切ぶって近寄ってくる変な奴・・・とか思って顔上げたら、絵に描いたようなジェントルマンなイケメンおじさまがいるじゃないっすか
(・へ・)だった顔が一瞬で(o)になったのは言うまでもないよね

行き先を言ったら、「そこまで連れて行くよ」って、なんてやさしい方でしょう
C'm oooooooooooooooooooooooon(レイトン・ヒューイット風に)←心の叫び

歩きながら話してたんだけど、そのおじさまはドミニクさんといって、お医者さんらしい。去年学会で日本に来たことがあって、日本語を少し知ってた。で、Lynnがロンドンに来た訳とか、ヘンデルのこととか話してるうちに、来たかったお店の前に着いたんだけど、もう閉店した後だったそしたら今度は、地下鉄駅まで案内してくれて、乗換まで教えてくれました
「本当は最後まで送ってあげたいけど、まだ仕事中だから行かなきゃいけないんだ。ごめんね。」
そんな、滅相もない。今まで出会った中で最上級のジェントルマンだ、この方は背高くてかっこいいし優しいし、香水か何かいいにおいするし、なんかもう、神様みたいな人だよ~

ドミニク先生と別れてから大英図書館にヘンデルの『メサイア』の自筆譜を見に行った。実物はすごく厚くて、‘Behold, I tell you a mystery’の冒頭のページが開かれてた。横の解説プレートには、後に作られたいくつかのコピーは、どれも正確じゃないって書いてあったので、どこが原本と違ってるのか確かめようと思って実際に聴いてみた。LynnのiPodに『メサイア』は全曲入ってるので、そのページのところを繰り返し聴きながら目で楽譜を追った。・・・ちゃんと楽譜の通り。

理由はすぐ分かった。Lynnの聴いてるのは、原本に忠実に演奏されたCDなんだ。しかも、展示のガラスケースの横にあった試聴コーナーで聴ける「ハレルヤ」も、Lynnが持ってるのとおなじCDの音源指揮がChristopher Hogwoodという、何冊かヘンデルの本も書いた人で、演奏が古楽器のオーケストラなので、かなり忠実に当時の音を再現してるはずって思って買ったんだけど、輝彦先生も同じCD持ってて、ここでもかかってるってことはかなりすごいんだね。よくぞそれを選んだ

火曜日は夜8時まで開館してて、Lynnは閉館ぎりぎりまで『メサイア』を見てた。ヘンデルの250回目の命日に、彼の手で書かれた『メサイア』のスコアを最後に見たのがLynnなんだ

一度帰って荷物を置いてまた出かけた。チャリング・クロスにシャーロック・ホームズって名前のバーがあって、気になったから行ってみた。店内にはルーペとかヴァイオリンとか、あとバスカビル家の犬の頭とかが飾られてた。ワインでも頼もうと思ってカウンターに行ったら「シャーロック・ホームズ・エール」とゆうビールがあったLynnはビール苦手で、まず飲まないんだけど、名前が気になったしせっかくなので、人生で初めてのビールに挑戦しました
・・・やっぱり苦手なものは苦手

こんな感じで、ヘンデルの命日は過ぎました。