みなさま、こんにちは。Lynnです。
今日は「わたしもフレネミーだったと思う」と題してお届けします。

内容は友人関係について。
去年の秋からを振り返ってみての自分語り。

ですが、恋愛も人間関係のひとつ。
友人関係を円滑・円満に維持できることは恋愛関係力(?)の基礎でもあると思うので、そんな観点からの振り返りをみなさまとシェアできたらと思います。

さて、「フレネミー」。
フレンド(友人)とエネミー(敵)を組み合わせた造語です。恋人間や夫婦間でフレネミーというのは見聞きしたことがありませんが「イネイブラー」はしばしば見聞きします。

本記事はフレネミーとイネイブラーの違いを論じる主旨ではないので、どちらもざっくり「一見いい人」とくくります。


*****


一年ほどこちらから連絡をとっていない友人がいます。連絡がくれば無視せず対応しますが距離を置いている状態。

コロナが5類になって気がついたのですが、感染症対策で外出自粛をしていた時期の距離感のほうが心地よかった。

頻繁に会ってお互いの日常を事細かにみっちり共有するより、
久しぶりに会ってお互いの息災を喜びあい、ざっくりとした近況を聞きあうほうが、、
わたしにとっては
その友人との心地いい距離感だった。

そこに気がついたら、
「べったり」の距離感を
「付かず離れず」の距離感に調整したくなっちゃって。。

べったり、こってりな距離感では
なんだか「おなかいっぱい」な感じがして、胃もたれや胸やけしちゃう。


* * *


友人がわたしのことを「いい人」と思ってくれているなら光栄だし嬉しいけど、

でもわたしは「いい人」というより、
冒頭のフレネミーやイネイブラーに相当する「一見いい人」だったろうと思います。

その友人にとって、わたしは──

「心の境界線」p8 のこの文章…
【そして「ゆくゆくは彼ら自身が解決できるようにするべきだ」とも。「解決してあげる」のが彼らを助けることにはならないと気づくまでには、長年を要しました。本人が自力ですべきことに手を貸すことは、彼らにとって弊害にしかなっていなかったのです。】
…とあるように──

手を貸すことで相手に弊害をもたらしているだけの「一見いい人」だった。

* * *


「一見いい人」というのは
自分を棚に上げて言うのはなんですが、

短期間で親密な関係を築けるけれど
長期に渡って親密な関係を維持することは困難

…だと思います。


この友人と出会うと同時にアサーションやバウンダリ(境界線)を学びはじめて、これまで以上に人と友情を育んでいける自分になっていったけど、、

最後の最後まで、その友人とのあいだに
うまく引けなかった境界線が、前掲書の引用部にあたるところ。

だから、その友人にしてみれば
わたしは最後の最後までフレネミーあるいはイネイブラー、「一見いい人」だったんだろうな、と。


* * *


一方で
この友人と同時期に出会った彼とは、

この友人との
アサーションとバウンダリ関連のトライ&エラーがいい経験となり、
良好な関係を維持しています。


出会ってから5年の片想い。
約半年のデーティング期間を経て
結婚前提の交際を申し込まれてから
丸2年。

あの友人と
ベソかき、汗かき、恥かいて
トライ&エラーを積み重ねたことで、
対人関係力(?)がグン!と底上げされた感じがしています。


* * *


彼とはラブラブですが
「べったり」ではない。
「付かず離れず」。

もう少し具体的に言うと
干渉しない。

お互いに青年というより中年。
もういい大人ですし。

幼い子どもに母親がするような心配を
彼にするのは、彼に失礼。
いろんなことに柔軟にタフに対処していけるカッコいい大人の男性なので、
尊敬しているし、信頼しています。


* * *


わたしも彼も、
心もとないところもあるけど、しなやかでタフなバウンダリを保守も更新もできる大人。
まだ心もとないところは、この先の「伸び代」ですし、ふたりで力を合わせて成長していこうと思います。

一応しなやかでタフな境界線を備えているふたりだけど、不思議と曖昧になってきていることがあります。

それは
友愛と恋愛の境界線。
友愛と性愛の境界線。

そのあたりのことがボーダーレスになってきているみたい。彼とは。


線を引いて分けるというよりは、
一段視座を上げて、愛を包括的にとらえていける関係性。
ボーダーレスというよりはインクルーシブと言うほうが、わたしはしっくりします。

カッコよく言うと、
お互いの境界線を大切にしながらも、
友人と恋人の境界線はないようなインクルーシブな関係を築いていってます。
彼のおかげで。

彼とは、つきあいはじめたときの恋人だけの関係ではなく、今では恋人でもあり親友。


*****


ところで。わたし、
春に結婚に関する本を読みあさっていたんです。当ブログでも記事にしました。

そこで思ったのは、
「恋人なり夫婦の関係が長続きするには、友情とか友愛の要素が大きく影響しているんじゃないか」
ということ。


当ブログ、「両想い準備室」という名称ですが、恋愛も人間関係のひとつ。

これからも
恋愛以外の人間関係についても
感じることを記事にしていきたいと思います。


気の向くまま、思うままに記したら
いつになく長文になってしまいました。

ここまでおつきあいくださった
みなさま、ありがとうございます♡


▽▽▽▽▽


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