$鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折 単行本 春日 太一 (著)
$解説
”全身脚本家”驚愕の真実!
『羅生門』、『七人の侍』、『私は貝になりたい』、『白い巨塔』、『日本のいちばん長い日』、『日本沈没』、『砂の器』、『八甲田山』、『八つ墓村』、『幻の湖』など、歴史的傑作、怪作のシナリオを生み出した、日本を代表する脚本家・橋本忍の決定版評伝。
著者が生前に行った十数時間にわたるインタビューと、関係者への取材、創作ノートをはじめ遺族から託された膨大な資料をもとに、その破天荒な映画人の「真実」に迫る。全480ページ。第55回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作
目次
序 鬼の詩
一 山の章
二 藪の章~『羅生門』
三 明の章~『生きる』『七人の侍』
四 離の章~『蜘蛛巣城』『夜の鼓』『女殺し油地獄』『風林火山』
五 裁の章~『真昼の暗黒』『私は貝になりたい』
六 冴の章~『切腹』『仇討』『侍』『日本のいちばん長い日』『上意討ち』『首』
七 血の章~『張込み』『ゼロの焦点』『人斬り』『黒い画集 あるサラリーマンの証言』『砂の器』
《特別インタビュー》山田洋次の語る、師・橋本忍との日々
八 計の章~『人間革命』
九 雪の章~『八甲田山』
十 犬の章~『八つ墓村』『幻の湖』
十一 鬼の章~『愛の陽炎』『旅路 村でいちばんの首吊りの木』『鉄砲とキリスト』『天武の夢』
橋本忍 脚本映画一覧
$読者レビューより引用・編集
先に文藝春秋の掲載分を読んでいた。その時はもう涙、涙、涙。まさしくバンクの高みから一気に急襲するようなスゴミがあったそれに比べると大人感があり、やんちゃさが消えてしまっているような気がしました。ひょっとしたら同じなのかもしれませんが。それにしても一気に読んだ。満足したのかどうかと問われると、それはそれは満足。
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2023/11/27)
- 発売日 : 2023/11/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 480ページ
- ISBN-10 : 4163917004
- ISBN-13 : 978-4163917009
- 寸法 : 13.9 x 3.2 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 69,511位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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春日 太一
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