$ホイチョイ的映画の見方

 

 

$ホイチョイ・プロダクションズは、日本の漫画家ユニット、およびクリエイター集団。代表取締役社長は馬場康夫

以前はホイチョイ・プロダクションで途中から末尾に「」が付けられた。法人としては株式会社ホイチョイ・プロダクション(末尾に「ズ」が付かない)で登録している。

概要

1980年代の日本におけるバブル景気の頃の「ミーハー」な消費文化に根差した感覚を特徴としている。

ホイチョイ”の由来は、2020年12月に放送した漫画専門番組『漫道コバヤシ』に客演した馬場の説明によると、「小学3、4年生の頃から使用しているのでもう記憶が薄れてハッキリしないが、クレージーキャッツの楽曲(ホンダラ行進曲)にあるホンダラダホイホイとか、植木等チョイとかのフレーズに因んだ気がする」と答えている。

 

$馬場 康夫(ばば やすお、1954年昭和29年〉8月18日 - )は、日本制作会社経営者であり、著述家映画監督漫画原作者YouTuberである。

ホイチョイ・プロダクションズ東京都世田谷区)代表取締役社長。

人物

東京都生まれ。成蹊小学校成蹊中学校・高等学校成蹊大学工学部卒業[1](政治家の安倍晋三とは幼稚園~大学までを過ごした親友[2])。

日立製作所元専務・馬場粂夫の孫にあたり、母方の祖父は建築家の藤井厚二である。

高校時代に8ミリ映画を撮り始めた(最初に出演してくれた友人の吉岡文男と田中真理子に敬意を表して、自身の全映画作品には必ず「文男」「真理子」という役名を登場させている[3])。

成蹊大学在学中に、同級生らとホイチョイ・プロダクションズを設立[注釈 1]、漫画同人誌の発行や8ミリ映画の制作を行った[4]

大学卒業後は日立製作所に勤務し、同社宣伝部に所属していた。1981年昭和56年)、漫画雑誌・ビッグコミックスピリッツ小学館)において、4コマ漫画企画「気まぐれコンセプト」の連載を開始その後はテレビ番組の企画や、著作の出版を行い、1983年(昭和58年)に出版した書籍「見栄講座―ミーハーのための戦略と展開」(小学館)は、販売部数65万部のベストセラーとなった

1987年(昭和62年)には映画「私をスキーに連れてって」を、映画初監督作品として製作するとともに、日立製作所を退社した同作品、さらに後年製作された映画「彼女が水着にきがえたら」(1989年)、「波の数だけ抱きしめて」(1991年)はいずれも日本において商業的に成功。馬場が率いるホイチョイ・プロダクションズは若者のライフスタイルにおけるイメージリーダーとなった。

その後も多くの書籍、テレビ番組、映画等の製作に携わり現在に至っている。

著作の大部分は馬場の個人名義ではなく、「ホイチョイ・プロダクションズ製作」として発表されている。