$Terminator 1984 Full Movie
$ターミネーター 1984 | |
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The Terminator | |
監督 | ジェームズ・キャメロン |
脚本 | ジェームズ・キャメロン ゲイル・アン・ハード |
製作 | ゲイル・アン・ハード |
製作総指揮 | ジョン・デイリー デレク・ギブソン |
出演者 | アーノルド・シュワルツェネッガー マイケル・ビーン リンダ・ハミルトン |
音楽 | ブラッド・フィーデル |
撮影 | アダム・グリーンバーグ |
編集 | マーク・ゴールドブラット |
配給 | オライオン・ピクチャーズ ワーナー・ブラザース |
公開 | 1984年10月26日 1985年5月25日 |
上映時間 | 108分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $6,400,000[1] |
興行収入 | $78,371,200 $38,371,20 9.6億円 |
配給収入 | 5.3億円 |
次作 | ターミネーター2 |
『ターミネーター』(原題: The Terminator)は、1984年公開のアメリカのSFアクション映画。監督はジェームズ・キャメロン、脚本はキャメロンとゲイル・アン・ハードが務めた。
主演のアーノルド・シュワルツェネッガーは、2029年から1984年にタイムスリップして、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)を殺すために送り込まれたサイボーグの暗殺者「ターミネーター」を演じ、マイケル・ビーンは、サラを守るために過去に送り込まれた兵士、カイル・リースを演じている。
公開前の予想に反して、『ターミネーター』は2週間にわたって米国の興行成績のトップに立ち、640万ドルの少ない製作費に対し、最終的に7,830万ドルの興行収入を記録した。この映画の成功により、いくつかの続編、テレビシリーズ、コミック、小説、ビデオゲームなどのメディアミックスが生まれた。
2008年、『ターミネーター』は、米国議会図書館により、「文化的、歴史的、美学的に重要な作品」として、アメリカ国立フィルム登録簿に保存された。
日本版のポスター等におけるキャッチコピーは、「冷酷!非情!残虐!史上最強《悪》のヒーロー!!」。
ストーリー
- プロローグ
- ある夜、ロサンゼルスの郊外に青い電光とともに筋骨逞しい全裸の大男が現れる。大男は不良グループを殺害し服を奪い、銃砲店では店主を殺害し、火器・弾薬を強奪する。そして、電話帳を元に「サラ・コナー」という名前の女性を次々に殺害していく。
- 一方、若い男も一足遅れて電光と共に全裸で現れると、今ここが1984年5月12日のロサンゼルスであることを確認し、服と銃を手に入れ、悪夢にうなされつつサラ・コナーを探し始める。
- 序盤
- 大学生のサラは、テレビニュースで見たニュースで自分と同姓同名の女性が連続殺人に遭っている事を知り、警察に保護を要求する。一方、警察も次に狙われるであろうサラを保護しようと探し始めていたところだった。その頃、大男はサラの自宅に侵入し、そこにいた男女を殺害するが、それはサラではなく、サラのルームメイトのジンジャーと、そのボーイフレンドのマットであった。
- 大男は外出中のサラの顔と居場所を入手し、ついにサラを見つけ出すと銃口を向けるが、間一髪サラを追っていた若い男が阻止する。事態が飲み込めず促されるままに、カイル・リース軍曹と名乗る若い男に助けられながら、サラは襲撃者から逃走する。
- カイルはサラに、大男の襲撃者は超合金と人工皮膚でできたターミネーターであることや、未来で起こる人類対機械軍の戦争の事を告げる。ターミネーターは、未来の戦争において人類勝利の立役者として英雄となる「ジョン・コナー」を抹殺するために、ジョンが産まれる前の時代に戻り、ジョンの母であるサラを殺すために未来から送られて来ているという。
- サラの顔を知らないターミネーターは、ロスに住む「サラ・コナー」を全員殺害するために探し回っており、カイルはそれを阻止するために送り込まれた「人類軍の兵士」であると説明する。
- 中盤
- ターミネーターの追撃をなんとかかわした2人は、警察に保護される。カイルは尋問を受け、事情を説明するが警察には信じてもらえず拘束され続ける。しかし、その必死に訴える姿をモニターで見たサラは、徐々にその言葉を信じ始めていた。
- その夜、警察署をターミネーターが襲撃し、勤務中の警察官を皆殺しにしサラを探すが、サラはこの騒ぎに乗じて拘束から抜け出したカイルと共に脱出に成功。モーテルに宿泊した際、カイルは未来でジョンから貰ったサラの写真を見て以来、サラに思慕していたことを打ち明け、またサラも命がけで自分を守ってくれるカイルに心を開き、2人は結ばれる。
- 終盤
- 翌日、2人はまたしてもターミネーターの追撃を受ける。カイルは手製のパイプ爆弾のみを武器に応戦し、被弾しながらもターミネーターが乗るタンクローリーを爆破。しかし燃えたのは服と表面の生体組織だけで、超合金製の骨組みをあらわにしたターミネーターの追撃は続く。
- 逃げ込んだ工場で、カイルは最後のパイプ爆弾をターミネーターの肋骨に押し込み爆破に成功したものの、自らも爆発に巻き込まれて命を落とし、サラも片脚に重傷を負う。カイルの死を嘆くサラに、上半身だけとなってもなお迫るターミネーター。サラはターミネーターをプレス機に誘導して超合金製頭蓋骨を押し潰し、ついに完全停止させる。
- エピローグ
- 数か月後、サラはやがて訪れる「審判の日」へ向けての戦いを決意し、メキシコに向かっていた。途中、ジョンのために音声で記録を録っていたサラに、少年がサラを写したポラロイド写真を売りつけてきた。それは、未来の世界でカイルがジョンから貰ったサラの写真であった。
- そして、サラのお腹にはカイルとの子、ジョンが宿っているのであった。未来の英雄ジョン・コナーは、両親を結びつけるべく部下だったカイルを送り込んでいたのだ。