$赤壁(下)金城武 (主演)

 

$赤壁、英題:Red Cliff)は、ジョン・ウー(呉宇森)監督による中国のアクション映画。 中国文学の四大古典小説とされている羅貫中の『三国志演義』を基に、史実やオリジナル創作を交えながら前半のクライマックスシーンである赤壁の戦いを描く。

 

 

 

 

$『レッドクリフ』(中題:赤壁、英題:Red Cliff)は、ジョン・ウー(呉宇森)監督による中国アクション映画。中国文学の四大古典小説とされている羅貫中の『三国志演義』を基に、史実やオリジナル創作を交えながら前半のクライマックスシーンである赤壁の戦いを描く。

2部構成となっており、前編にあたる『レッドクリフ Part I』(原題:赤壁)が2008年、後編にあたる『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』(原題:赤壁2:決戦天下)が2009年に公開された。当初は一作のみの予定であったが5時間を超える長編になってしまったために、一部の地域を除き2部構成に分けての上映となった

レッドクリフ Part I

中国映画過去最高額の投資と言われ、物語冒頭における阿斗を救出する趙雲の獅子奮迅の活躍や、関羽張飛が奮闘する八卦の陣での合戦シーンがある。また、周瑜とその妻小喬の愛や小喬に懸想する曹操の執着などのロマンス要素、周瑜と諸葛亮の間で板ばさみになる魯粛の描写などユーモラスな描写もある。

中国では2008年7月10日に公開。初日興行収入は2700万人民元、上映開始から11日目に2億人民元を超え、どちらも『トランスフォーマー』の記録を超える。公開から1か月で3億200万人民元となり、『王妃の紋章』を抜き中国国産映画の興収新記録となる

日本では第21回東京国際映画祭のオープニング作品として上映された後、2008年11月1日に一般公開。キャッチコピーは「三国志の完全映画化」「信じる心、残っているか」。2008年の年度別映画興行成績は50.5億円で、同年度4位となる。本編の前に物語の背景や主要人物のキャラクターを説明するナレーションを加え、本編中に役名や地位のテロップを挿入する日本版独自の仕様がある。また、エンドロール終了後に『Part II』の特報がある。また、PartIIの公開に先駆けて2009年4月12日にDVDリリースから僅か一ヶ月という異例の早さでテレビ朝日日曜洋画劇場枠にて初のテレビ放送が行われた。当日は同時間帯1位の19.9%(関東地区、ビデオリサーチ社調べ)の高視聴率を記録。

あらすじ

三国時代中国。漢の丞相の曹操(のちのの礎を築いた)は、北部を平定した後、南部も制圧するために兵を進める。その目的は、天下統一に邪魔な劉備孫権の抹殺だけでなく、今は周瑜の妻となった天下一の美人小喬の奪取にもあった。荊州にいた劉備軍は南下して軍を立て直そうとするが、途中の当陽県長坂にて追いつかれ、敗走する。

夏口へ逃げた劉備は、部下の諸葛亮(孔明)の提案に従い、孔明を孫権(のちにを建国)のもとへ派遣する。孔明は孫権の総司令である周瑜と意気投合し、2つの勢力は共に曹操と戦う同盟を結ぶ。孫権は数万の軍勢を派遣し、劉備軍とともに長江赤壁付近で曹操軍と相対し、両者互いに決戦のために水軍と陸軍を動かすのだった。

レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-

『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』(赤壁2:决战天下 / 赤壁2:決戦天下 / 赤壁2:決戰天下、拼音: Chìbìxià: Juézhàntiānxià、英語Red Cliff II)は、2009年1月8日に中国で公開。日本では、同年4月10日に劇場公開。赤壁の戦いをクライマックスとした一大決戦を舞台に、強敵を前に知略を競う周瑜と諸葛亮の活躍を軸に、曹操・孫権・劉備ら各陣営の英雄、周瑜の妻・小喬や孫権の妹・尚香らヒロインそれぞれの戦いが様々に交錯して展開する。

前作に比して、火攻めで火達磨になる敵味方の兵士たちの描写や、孫尚香の友の無惨な死など、戦争そのものの悲惨さを強調した描写が目立つ。