11月末にトレアキシンを投与して、その5日後にガザイバを投与しました。

日数を空けたのは、腫瘍が大きく、ガザイバの副作用である腫瘍崩壊症候群を恐れてのこと。

トレアキシンのほうは、1日目はそれほど副作用が出ませんでしたが、翌日から6日間ほどは、倦怠感や吐き気が強かったです。味覚障害もありました。


ガザイバの副作用が酷かった件

抗がん剤であるトレアキシンとは違い、分子標的薬であるガザイバは特定の悪性細胞にしか攻撃をしない為、副作用についてはそれ程心配はしていませんでした。
しかし、投与してから10分ほど経過してからいきなり、全身から血液が抜けていくような感覚になり、悪寒からの全身痺れ、そして全身打撲みたいな症状がでました。

悪寒の時は、真冬の外に全裸で立たされているような感じで、全身打撲は二輪車にでも跳ねられたんでないかという強いショック痛でした。

その後、4日間ほどは手足の痺れが残り、そのまま両脚の親指は痛風になりました。

結局のところ、ガザイバによって恐れていた腫瘍崩壊症候群が起こり、血中の尿酸値が大きく変動したので痛風になったわけです。
予めステロイドを打っておき、そうはならないように対策はしていましたが、駄目でした。

3週間の間、とにかく生理食塩水 1Lを24時間入れ続け、体重があからさまに増えれば、水が肺に溜まらないように利尿剤で排出してました。

生理食塩水を点滴していた3週間は非常に不便で、寝るときも、トイレに行くときも、常に点滴が行動を制限します。


腕も点滴針の跡だらけ。
内出血も。。。

抗がん剤による血管痛もあり、血管が固くなってしまいましたが、抗がん剤治療が終わってから4ヶ月ほどで治るはずとの事。