季節の変わり目は、カラダの不調が出やすくなります。
環境の変化にカラダがついていかなかったり、順応できないからです。

寝坊に気がついて飛び起きたりしたときや、呼びかけられて振り向いた瞬間などに
よく起こるのがギックリ!という猛烈な痛みです。

筋肉は筋膜という膜組織に包まれていますが その端は腱という組織で骨に付着しています。
急な動作をしたときに この腱に切れ目ができてしまうのが その正体です。

 

楽な姿勢で安静にして 傷が塞がるまで大人しくしていれば楽になっていきますが
一度傷ついた組織が修復される過程では 細胞が盛り上がって固くなります。

ある程度時間が経過すると この盛り上がった細胞はカラダが吸収されますが
傷ついていない部分よりも もろくなって引っ張りや衝撃に対して弱くなります。

 

それがまた、同じ所を痛める原因でもあるのです。