昨日は午前中に1件施術して、午後から解剖学の講座を開催しました。
今回は「骨盤部と大腿部」の予定でしたが、骨盤部の学びが長くなったので
大腿部は次回に持ち越すことにしました。

 

骨盤部はとても重要な臓器や筋肉が集まってできています。
特に 女性の骨盤部は複雑にできています。
命を育む機能をもった子宮や卵巣をはじめ、骨格の構造も複雑です。

 

骨格模型にテープを筋肉に見立て 貼り付ける作業を指導しました。
この学びでは、出来上がりのキレイさは重要ではなくて
どこに どんな筋肉が どのように付いているのかが
分かることが重要なんです。

その筋肉が 収縮すると 
どんな動きがうまれるのかを理解するのがポイントです。

なぜ? 年齢が上がると オシッコが近くなるのか
なぜ? こらえることができなくて 漏れてしまうのか
どうすれば 対応できるのか
これらの筋肉は どの筋肉と関連があるのか


セラピストでなくても 自分のカラダを知ることは重要です。

ただ 教えられることを 鵜呑みにして覚えている人と
理解しようと学んで 覚えた人では結果に違いがでてきます。


2月10日に参加してくれた山本みほさんと島田繭乃さん
 

私が教える解剖学は 解剖学の序論みたいなものですが
ただ知識として筋肉や骨の名称や形を覚えることよりも
関節が運動するためには どこに筋肉がついていて

どう動くから こうなるというのを理解するための
考え方をお伝えするのを 重要視しています。


筋肉って伸筋と屈筋だけはありませんからね。
この呼び名は分類上の名称にすぎません。
カラダ全体の動きを理解するためには必要ですが
これが全てでは ないんですよねぇ。