人がカラダの不調を訴えて、それに応えるのは それほど難しくはありません。

不快な状態や痛みを感じるところを指摘してくれるからです。

 

また、こうなりたいとか ココが気に入らないとか聞かなくても言ってくれます。

 

改善させたら 楽になったのかどうか 聞く事もできます。

 

変化を直接、鏡で確認して頂く事もできます。

 

 

 

ですが、動物の場合は大変です。

 

まず、言葉の壁があります。 動物は声を聞くことや音程を感じる事はできますが

 

言語としての言葉はお互いに理解できていませんから難しいのです。

 

人間に飼われているペットの場合は、簡単な命令系は理解するようですが

 

ペットと違う家畜などは、声かけが余りないために認識しないようです。

 

 

最近、さとう式もペットケアが注目されるようになってきています。

 

私のところにも、ドッグセラピーのプロからの問い合わせが増えてきています。

 

人や動物にも、施術としてのケアの考え方や方法は基本的には同じです。

 

ただ種によっては、人にあって動物には存在しない骨や

 

動物にはあって、人には存在しない筋肉があるので若干アプローチが変わります。

 

犬や猫のように小さな生き物の場合は、

 

ただカラダ全体を上部口腔より 順番に緩められるように撫でるだけで変化しますが

 

身体が大きな牛や馬のような 大型動物の場合は動物としての特性を知っておいた方がいいですね。

私が埼玉の牧場でさとう式の仲間たちにアプローチ方法を公開している画像です。見た顔が沢山いるでしょ。

 

 

私がケアする大型哺乳動物は草食動物です。

 

草食動物は、捕食者に狙われるので 絶えず辺りを警戒して耳を全方向に回しています。

 

ですから、犬や猫のように耳の付け根を持ったりすると 驚いて嫌がるのです。

 

また、馬はカラダに触れてから 馬自身が触られている事を認識するまでに時間がかかります。

 

 

動物は言葉ではなく態度や歩行状態でアピールします。

 

飼い主が気がついて訴える場合もありますが、

 

飼い主すら気がついていない場合もありますから 施術する側が正常な状態を知らねばなりませんね。

 

さとう式の技法を大型動物に細々とケアしだしてから、3年が経ちました。

 

 

 

リクエストがあれば、全国どこの牧場にでも出張させて頂きますよ。

また希望者があれば、動物のためのケア方法のセミナーも開催させて頂きます。


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