世の中、細マッチョからマッチョ、そしてガチムチなんて言葉もあるようですね。
男性の筋肉の量が多い状態を好きな傾向が(特に男性には)あるようですね。
日本女性は割とそこは冷めていて
「適度な筋肉があればいい」という方も多いようです。
それほど男性を虜にする「筋肉質な体」はどれほどまでにいいものなのでしょうか?
確かにボディビルダーやトレーニングのインストラクターのように
作られたカラダを見せることを仕事にしている人なら必要な商売道具でしょう。
ただ実際には、隆々と盛り上がった筋肉は実用性はありません。
写真は解剖学を当サロンで学んでいただいている生徒様。
現在サロンのお客様として施術のためにパスポートを使って
ほぼ毎日サロンにお越しいただいています。
今年の6月まで趣味でキックボクシングをなさり筋肉をつける方向で頑張っていらっしゃいましたが
腰痛などで体調をくずされ「体を緩める」方向へ転換。
体型や肌艶も綺麗になるばかりか体調もよくなることを実感されました。
カラダの筋肉は、関節を曲げたり、伸ばしたり、
歩いたり、走ったり、ものを持ったりできる筋力だけで十分なのです。
筋肉が細くて、量が少ないからといって鍛える必要はありません。
鍛えたからといって見た目以上の効果はありません。(断言)
世の中の人々は筋肉の量に魅力を感じるようですが
本当に必要な事は量ではなくて 筋肉の質なのです。
筋肉は収縮するときに力を発揮します。
固くて大きな筋肉はすでに収縮しているため、それ以上収縮しようがないため、
力が出せません。
一方ふわふわで緩んでいる筋肉は元が緩んでいるため、縮むことで
大きな力を発揮することができます。
自然界の動物をご覧になって頂ければ おわかりだと思います。
野生の動物は、あるがままの姿をしていますが
跳躍力や瞬発力などに秀でていますよね^^
やせっぽちに見えますが、機能的なしなやかな筋肉をもっているのです♪
しなやかな筋肉というのはふわふわで緩んでいます。
緩んでいる筋肉は「ここぞ!」の瞬間に力を発揮できるのです。