学んだことを実生活に使えるようにするにはどうしたらいいでしょう?

 

学生の頃と違い、大人になってから学ぶことは

 

「本当に学びたいと思ったこと」のはず。

 

ところが学習するだけ学習して、実生活に生かせない、再現できない人がたくさんいます。

 

そしてその結果、また新しい次の講座をうけて満足する。満足するだけで実生活には生かせない。

 

なぜそういうことが起こるのでしょうか?

 

*上記は美骨格を作るセラピストになるための「解剖学講座」で使う教科書です。

みっちり8ヶ月かけて学んでいってもらってます。

解剖のことはまるでご存知ない方でも楽しく学んでいただいている大変人気の講座です。

 

 

なぜ学びたくて学んだものが実生活で生かせないのか。

まず第一に習ったことを復習していないから。

 

習った事は、できるだけその日の内に復習した方が記憶に残ります。
習って1時間しか経っていないのに75%しか記憶に残っていないというデータもあります。


習った内容は、先ず教えられたとおりに再現してみること。

再現してみて 上手く出来なかったら、どこかに見落としかミスがあるはずです。


分からなかったらテキストで再確認してみるのも良いでしょう。


何度も再現して上手くいったら、

 

同じ事を繰り返してみると確実に記憶に残ります。
 

 

稀に習った事を復習する事もなく、いきなりアレンジして出来ませんでしたと言う人もいます。


なぜいきなりアレンジしたのか聞いてみると、「その方が良いと思ったから」と返ってきます。

 

自分の主張が強く、新しい情報を消化できない人は全てが上手くいきません。

 

先ずは、基本を忠実に繰り返し再現してみる事が重要です。

 

アレンジはその後でも可能です。

私は各講座の中で繰り返し繰り返し言う言葉があります。

 

「技術や知識は実生活で使えてナンボです。」
「使えない講座はお金を捨てるようなものです。」と。

 



実際、他の先生より習った知識や技術を使えていない 

もったいない人を何人も知っています。

 

せっかく時間とお金を使いながら、

習った事で満足してしまい実生活に活かしていないのです。

 


そういう人たちが共通の言い訳は「セラピストではありませんから」  「サラリーマンですから」
「習ったけど、忘れました」    「習ったけど、役にたちませんでした」などなど。




習った事を再現してみたり実験もせずに

「出来ません」というのはなぜなのでしょうか?

 

そのような方は、講座は受けるもののわからなくても質問しない。

 

では質問しないのはなぜでしょうね?

 

ほとんどの場合が

 

質問してこんな問題もわからないバカだと思われたくない

 

と思われているからだろうと思います

 

 

そしてその後、「分からなかった」「習ったけど使えない」と悪口を言ったりします。

 

これが「講座ジプシー」をする方の心理のようです。

 

 

私の講座には「他の先生から教えてもらったけど、理解できなかったから」

 

と再受講をお願いにくる人が後をたちません。 

 

基本的に教えてくれた先生に質問して貰うようにいっております。

まずは質問力を駆使して

教えてもらった先生にしっかり質問して答えてもらうことがスジだと思うからです。

 

 

 

ただ、

「その先生は具体的に教えてくれなかった。」とか

 

「曖昧な答えで言葉を濁された。」とか言われる場合があります。

 


そうやって落ちこぼれた人を拾って、理解を深めてもらい一人前セラピストにするのも私の仕事だと思っています。