福岡の出張整体院 シャロームのブログへようこそ。
こんにちは。福岡の出張整体院シャロームの佐々木です。
最近の様に、寒暖の差が激しく、一雨ごとに気温が下がってくると
風邪をひく方が増えてきますね。
罨法（あんぽう）で身体をお湯で温めるのもいいのですが、
お湯から出た後で、汗をひかせるために薄着でいると
体温を奪ってしまい逆効果になることもあります。
中国の古典に黄帝内経（こうていだいけい）という書物があり、
そのなかに「風論（ふうろん）」という病気について書かれたものがあります。
鍼灸を修めた方では常識の範疇（はんちゅう）でしょうが、
一般の方向けに、かいつまんで説明します。
五臓を悪くする自然の刺激は、「風」「暑」「湿」「寒」「燥」の五気があると
「宣明五気篇（せんめいごきへん）」では述べています。
そのなかの「風」について、すこしお話します。
「風」が皮膚に侵入した時は、皮下にこもり、気の内外交流を阻止します。
「風」の特徴は・・・変化が速いということです。
風邪に侵されると毛穴が開いたときに ぞくぞくと寒気がします。
寒気が続くと、食欲がなくなってしまいます。
発熱が続くと、痩せこけてしまいます。
また、「風」が五臓に侵入したときは、季節によって変わりますが、
今の時期なら肺風となります。
「風」は変化が速いので、風の病は放っておくと別の病気に変化します。
ここから先は、ちょっと記憶があやふやなのですが・・
「風」の入口は後頭部の頸椎2番外側付近にある「風池」だったと思います。
首筋を冷やさぬように温めるのは利にかなっているといえますね。
体温をお湯で温めるのも結構ですが、この方法の場合
１５～２０分は必要です。長湯ができない体質の方は半身浴がいいです。
ちょっと出典があやふやなのですが、自己免疫力を高めるには
腸内環境を整える方が簡単でいいですね。
腸内環境と免疫力の増減は密接な関係があります。
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