リンパマッサージ発祥の地・ヨーロッパでエステティシャンと言えば、
病院に入って医師と対等に治療に携わり、患者様にリンパマッサージを施術する存在です。
我が国ではヨーロッパと比べて、
まだまだリンパマッサージの研究・評価が浸透していない状態です。
しかし食の汚染然り、現代社会は大気に含まれる環境ホルモンや経皮毒も含め、
人の体に入るものが汚染され続け、それが今後さらに加速していくのを
なかなか止められないという現実があります。
文明の進化が良心の運用をもってなされていないことによる最大の弊害です。
便利になればなるほど、豊かになればなるほど、人の体には優しくない環境が作られていきます。
文明社会において、体に入る毒の量は増える一方で、なかなか減らすことができないのです。
体に入った有害な物質は神経伝達を阻害する原因やホルモンバランスを崩す原因になったり、
様々な不調と痛みを人体に引き起こします。
有毒物質が体内に侵入するのをなかなか止められないのだとしたら、
入ったものを排泄する方法を考えねばなりません。
人体において、体に入った毒、汚いもの、不必要なものを体の外に排泄するのがリンパの役割なのです。
リンパが詰まると余分な水分や有害ミネラルなどが体に留まり、体が浮腫んで冷えます。
体が冷えると血管が収縮し、細胞への栄養補給も充分に行えない状態に陥り、細胞の劣化と老化を促進します。
リンパマッサージで体に蓄積された有害物質と余分な水分を排泄することで、体内が良質な状態を取り戻します。