今回はまったく何も知らなかった私が家造りの情報をどのように収集していったのかをまとめてみたいと思います。
「家の性能」に関する要素は主義主張の大きく出るところなので、私個人の意見であることをご了承いただければと思います。
当時の状況
まず情報収集を始めた当時はコロナ禍で外出が制限されていたので、見学などはできませんでした。
このためインターネットがメイン情報源でした。
ステップ1:家の構造と工法をざっくり調べる
まず、家というものの材料が何で、どうやって作られるのかから調べました。多分時間にしたら合計で2、3時間程度だったと思います。
当時読んでいたページの記録は残してないのですが、下のようなSUUMOやライフルホームズなどのページをよく読みました。
これでなんとなく雰囲気が分かったので、次のステップに進みました。
ステップ2: 自分の常識を疑う→情報更新
今までの人生で賃貸住宅を選ぶ際にも工法や建具の種類などは多少なり触れる機会がありました。長らく暮らした実家も戸建てでした。しかし同時に、自分の中にある常識はとても古くなっていると確信してました。仕事でも趣味でも、10年前と今では常識なんて変わって当たり前なので、家もそうだろうと考えたのです。
そこでまず現時点で性能の良い住宅とはどんなものかを調べることにしました。すぐにキーワードがいくつか見つかります。
「断熱」。なるほど確かに実家は寒かったな…「気密」?ああ日本の家は隙間風がひどいとかよく聞いたな…。「省エネ/創エネ」は…まあSDGs的にもそういう流れだね。なるほどZEHという規格があるのね、耐震等級は3が最高なんだね…というくらい。
このくらいキーワードを拾ったところで下調べはOKと考え、次に良い電子書籍を探し始めました。
普段からAmazonの電子書籍サービスKindleを利用しているので、まずKindle Unlimited(読み放題サービス)で家造りの本を片っ端から借りてななめ読みし、合わない本は即返却。主婦の友社の本などは参考にしつつも購入までは至らず。
今でも見直しているのはこちらの本でしょうか。
結局Kindle Unlimitedの対象本は種類が限られていたので、途中から厳選した電子書籍を購入するようにしました。中でも特に良かったのがこちらのエコハウスのウソ2です。
一言でいうと↓のような本です。
東京大学で省エネ住宅を研究する気鋭の研究者が、実証データやシミュレーション結果をもとに、一般ユーザーや住宅関係者が信じて疑わない“エコハウスの誤解”をバサバサと切っていきます。
エコハウスのウソ1という本もありますが、こちらは発行年が古い関係で情報として現状に即していない点があるので、2のみ読むのがおすすめです。
これを読み切る頃には「今の住宅はエアコン一台で年中快適になりうる」んだと自分の中で腹落ちし、自分gなどの程度の住宅が建てたいかもざっくりと定まっていました。
具体的には、HEAT 20 G2クラスの家です。
そしてここから更に情報収集に励むのですが…ちょっと長くなってきたのでここで一旦区切ろうと思います。