愛していると言うには
あまりにも遅すぎ
あまりにも浅はかで
あまりにも遠回りをしてしまっている
リスクを抱えることにしかならない感情は
発狂しそうなほど
私を誘惑し翻弄させ
柔らかい手で首を締めていくような
苦しさ
と
どこか奥底で蠢動する何か
かつての無邪気な笑顔を夢に見て
ひどくだるく目覚めて泣いた
旧友に挨拶をするように無邪気な返事をくれた男が憎くてたまらない
ひどい奴だと思えば思うほど
感情はブーメランのように戻ってきて
独り善がりで自意識過剰な私を
耳障りな音を立てて抉ぐる
掻き抉ぐる
容赦無く打ち捨てられた魚の内臓
艶々とした紫色の臓物に小蝿が集ってわんわんと唸る
生温かくてすえた臭いが放たれる
湿度の高い
生暖かい
細いヒールに慣れなくて内側に捻挫する痛みと癖
何度も捻挫し慣れて既に痛みもなくなっている違和感焦燥感
生温い
吐き気
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