皆さん、ハロー♪
あなたのハートの闇を斬る!
刀ガール♡杏ちゃんです
小刀が出来るまで!!の最終工程です。
将大さんの鍛刀場で鍛刀した小刀を、
砥石で研いで行きます♪
将大さんの鍛刀場で鍛刀した荒削りの小刀。
鋭利にはなっているけど、もっと輝きが出ます!
それをするのが、砥石!!天然砥石なんですね♪
数種類の砥石で研いだり、磨いたりして
輝きのある小刀にしていきます
この状態からスタートです
教えてくださったのは、「研ぎ師」の村上さん
(HPはこちら♪ 研ぎ屋ムラカミ)
写真で見ると寡黙そうな職人さんに見えますが、
おしゃべり好きの方で、トークがとても面白かったです
印象的だったのは、
「作った職人」「使う人」「刃物」の気持ちを考えて
刃物の性能以上のものを引き出そうと研いでいると仰っていて、
しゃべり口からも分かる人情派で、愛ある研ぎ師さんでした。
「地鋼のところを内曇でもやもやっとしてもらいましょうかね〜」とか言って
なんかとても楽しそうなの!笑
そういう職人さんに研いでいただくの、使う人も刃物も、嬉しいよね♪
砥石の種類や研ぎについて、たくさん教えて下さり、
ありがとうございました
私はステージもあったので、ほぼ村上さんに仕上げて頂きました!笑
研ぎは時間が掛かるので、100%仕上げようと思ったら
もっと時間はかかるけど、さすが、プロです。
当日の無茶振りの状況にも関わらず(笑)
職人的にはもっと研ぎたいようでしたが
綺麗に仕上げて下さいました♪。
刃物にも、砥石にも個性があり、
どの砥石で切れ味を出すのか、表面の輝きを出すのか。
刃物に、どの砥石があっているのか、を見極めながら研いで行きます。
道具をカスタマイズする楽しさもあるのかなと
思いました。
シャーシャーシャー
という静かな音と、単調な作業に、見ていたら眠くなるほど
瞑想効果がありました。
小刀以外にも、村上さんは、私が自宅から持ってきた
包丁を研ぐ!というお仕事もありました。
うちの研いでいない和包丁です。
ビフォーアフターが分かりやすいものがいいかな♪?と
知らずに和包丁という時間が掛かるものを持ってきて
しまったようです。。。笑
これも、動画でビフォーアフターを撮影しましたが、
力を入れずにトマトの薄皮がスーッと切れる状態まで研いで頂きました。
研ぎの技術&天然砥石って凄いですね。
刃を沿わせただけで、スーッと切れました
それから、
包丁次第で、切ったものの味も変わるって、
知っていましたか?
鋼の包丁とステンレスの包丁では味が変わり、
さらに、
天然砥石で研いだ包丁と、
人造砥石で研いだ包丁では
味が違うんです!!!マジです!!!
最強は、鋼の包丁を、天然砥石で研いだトマト。
とても自然な味で、嫌味がなく
「オーガニックですか?」って感じの味でした。
最悪は、ステンレス包丁×人造砥石。
酸っぱ味が増し、苦味も濃くなりました。
鋼包丁×天然砥石で切ったトマトを
半分、ステンレス×人造砥石で切れば、苦味が復活しました。
「子供の好き嫌いがなくなった」と最初に言っていて、
本当に〜〜??と思っていましたが、試した後には、
子供の舌は、正直だから、そうだろうな。と思いました。
実際に味を体験して見るととてもよく分かりました。
そしてそして、、、
研ぎあがった小刀は、、、こちらです!!!
地鋼は、奥殿の天井巣板+内曇で、
刃金は、中山の並砥で仕上げました。
穏やかに刃文が出ています
ほぼ、日本刀と等しい作り方で作られた小刀
一生の宝物になりました
すっごく嬉しいです
村上さんから砥石のプレゼントを頂きました。
左が、切れ味出すなら、奥殿の「天井巣板」の超硬いやつと、
右が、研ぎやすくて切れ味が滑らかになる中山です。
同じ砥石と言っても、↑こんな個性があるんですね。
自宅の包丁を研いで見ます♪!
それから、天然砥石を初めて見たい!という初心者の方に
どんな砥石をオススメしますか?と聞いたら
館長さんが「青砥」(あおと)を紹介してくれました。
皆さんのお家にあるのは、ホームセンターで買った
レンガのような砥石が多いと思うのですが、(うちもそうです)
青砥は、中の上くらいの砥石なので、1つ持っていれば良さそうですね
ホームセンターで買ったうちの砥石の後に、
もっと切れ味をあげたい!って場合に使っていただけます。
青砥をお求めの方は、天然砥石館に問い合わせてください♪
包丁を研いだことがない人が多く、「砥石離れ」
ということがあるそうですが、
シャープナーでギコギコするよりは、一生物で、
砥石を一つ持っておくのがいい!!
新品を買い変え続ける人生より、安い包丁でも、
砥石で研ぐと、かなりキレますよ!!
だいたい、新品も研がなきゃ切れないって言っていました。
天然砥石館では、100均の包丁を研ぐ体験コーナーもあるので
興味ある人は行ってみてくださいね。
世界に誇れる日本唯一の天然砥石の博物館
京都府亀岡市「匠ビレッジ 天然砥石館」
ではでは、今日もありがとう
お問い合わせ rosary1454☆gmail.com
(☆を@に変えてください♪)