※この記事は2019年12月になんとか思い出しながら書いています。


次は鶴ヶ城(会津若松城)に行きました。
こちらにはVR体感シアターがありました。
ARアプリのキャラクターが案内してくれました。
あとは幕末の会津や偉人の紹介など。
鶴ヶ城は戊辰戦争の後取り壊されてしまったので、今のお城は昭和40年に建てられたものだそうです。
取り壊される前の、会津戦争で攻撃を受けてぼろぼろになった鶴ヶ城の写真が衝撃的でした。


鶴ヶ城の本丸内には麟閣という茶室がありました。
千利休の子、少庵が建てたものだとか。
千利休が切腹させられた時、鶴ヶ城を築城した蒲生氏郷(利休七哲筆頭)が少庵を会津に匿ったのだそうです。
せっかくなのでお茶。
あじさいもきれいでした。




自転車を走らせる途中に佐川官兵衛顕彰碑。
官兵衛さんは鬼官兵衛と呼ばれて恐れられていた人。(幕末の頃から「鬼官兵衛」と言われていたことがわかる資料が残っています)
会津戦争後は警視庁に入り、西南戦争で戦死します。
ちなみに官兵衛の弟・佐川又四郎という人は幕末の京都で会津藩士と薩摩藩士の衝突があった時に亡くなってるんですけど、この時薩摩側で負傷したのが村田新八。彼は会津若松城の攻囲戦にも参加していますし、官兵衛が命を落とした西南戦争では彼も西郷隆盛らとともに戦死しています。なんだかすごい縁。
亡くなった場所、阿蘇の石を使っているらしいです。


自転車の終着点は御薬園。
色々な薬草が栽培されている薬草園。
戊辰戦争では新政府軍の診療所になったため、こうして残されたそうです。


ハスの花。仏様っぽい。



戊辰戦争時の刀傷が残っていてびっくり。
めちゃくちゃえぐれている…。




閉園間近でした。
ここで自転車を返して、サイクリング終了。



ここのARは西郷頼母でした。容保様じゃないんだ。