育ち、いま、実家があるのは、滋賀。
滋賀の中でも、町が集落の集合体で、
第一次産業に従事する人が多くいる。
そんな地域で、少年時代を過ごした。
緯度や標高が高いわけじゃないのに、
気温は、都会と比べて、2℃は低い。
ひさしぶりに帰り、気づく。
外灯が増え、暗闇が減った。
それは、仕方がないし、大事なこと。
ただ、変わるもんなんや、と思った。
畳の匂い、草花の香り、井戸水の温度、
ま、それに限らず、自分自身が勝手に
田舎の実家に描いているような幻想で、
変わらなくていいのは、
どうかそのままでって、
また、自分勝手に願っていたけれど、
こういうのこそ、エゴの極み、やね。
流れていくもんやな、こういうのは。